上新庄東流！！介護のお仕事！「癌（がん）の種類」
2024年4月26日
ホームページをご覧の皆さま!!!
ご覧頂き誠に有難う御座います!!
令和6年 4月度 毎週金曜日 担当させて頂いております。
介護職員の中村と申します。
どうぞお手柔らかに宜しくお願い致します!!
さて!!今回、私がご紹介させて頂きたい事は・・・ズバリ!!・・・
上新庄東流!!介護のお仕事!【癌(がん)の種類】
についてのお話しをお届けさせて頂きたいと思います。
前回のお話しが気になられましたら下記URLよりご確認下さいませ!!
https://www.sompocare.com/service/home/satsuki/H000426/message-detail/274964
【癌(がん)の種類】
癌(がん)は発生した細胞により、癌腫・肉腫・血液がんなど様々な種類
に分類が可能です。以下では、それぞれの癌(がん)種類の特徴や
おもな癌(がん)の種類について解説します。
● 固形がん
固形がんとは、臓器や組織などで腫瘍ができるがんの総称。
胃がん・肺がん・乳がん・大腸がんなどが固形がんに含まれます。
更に癌腫・肉腫の2つに大きく分けられます。
● 癌腫
癌腫は、上皮細胞と呼ばれる体の表面を覆う表皮や、
臓器など粘膜部分の上皮細胞で発生するがんです。
固形がんの多くは、上皮で発症します。
癌腫のおもな分類はは以下の通りです。
・肺がん
・乳がん
・胃がん
・大腸がん
・子宮がん
・卵巣がん
・頭頸部がん
癌腫の特徴として、かたまりとなって浸潤や転移し、
がんが進行する事が挙げられます。
● 肉腫
肉腫は、非上皮細胞と呼ばれる骨や内臓の壁の、
内側の筋肉などを構成する細胞で発生するがんです。
肉腫としてよく知られている病気として、
骨肉腫があります。
骨肉腫は若い世代の方が発症する可能性の高いがんです。
その他にも、横紋筋肉腫・平滑筋肉腫・線維肉腫・脂肪肉腫・血管肉腫
などが肉腫に分類されます。
肉腫の特徴として、癌腫と同様にかたまりとなって浸潤や転移によって
がんが進行する事が挙げられます。
● 血液がん
血液がんは、骨髄・リンパ節内の細胞などの造血組織の異常によって
発生するがんです。
造血組織とは、赤血球・白血球・血小板などの血液細胞を
作る体内組織を指します。
血液がんに分類されるのは、白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫
などです。
血液がんは、固形がんの様にかたまりを作らずに増える事が特徴です。
ただし、悪性リンパ腫の場合にはかたまりができ、腫れあがる事もあります。
【癌(がん)の主な治療法について】
癌(がん)の主な治療方法は、
〖手術・放射線治療・抗がん剤治療・免疫療法〗の4つです。
以下で、それぞれの治療法の詳細や違いについてお話し
させて頂きます。
● 手術
手術によって、臓器にできた癌(がん)を切除する治療方法です。
浸潤、転移があると診断された場合には
周辺組織やリンパ節も切除します。
癌(がん)を全て切除する事ができれば、完治が期待できる治療方法です。
ただし、がん細胞が切除した部分以外にも残っていると、
再発する可能性が残ります。
手術は身体にメスを入れる為、治療や身体の回復までに時間がかかる
事がデメリットです。
最近では切除する範囲を最小限にとどめる縮小手術や腹腔鏡手術の
普及も進んでいます。
● 放射線治療
放射線治療は、臓器にできたがんや周りのリンパ腺などに放射線を
かける治療方法です。
放射線をかける事で、がん細胞の増殖を防ぎ、細胞を殺して治療をします。
放射線が持つ、細胞分裂を活発に行う細胞を殺しやすいという性質を活かし、
正常な細胞には影響を与えにくいというメリットのある治療方法です。
特定の範囲にのみ影響を与える為、手術と同じ局所治療と言えるでしょう。
● 抗がん剤治療
抗がん剤治療は、がんの治療に効果のある化学物質を点滴や飲み薬で
投与する治療方法です。
化学物質が血液によって行き渡る事で全身へ効果がある事が、
手術や放射線治療といった局所治療とは異なります。
全身に転移がある場合には、抗がん剤による治療が効果を期待
できるでしょう。
ただし、多くのがんを完治させる為には、抗がん剤治療だけではなく
先ずは局所治療が必要です。
● 免疫療法
免疫療法は、人が持つ免疫能力を高める事でがん細胞を排除する
治療方法です。
抗がん剤治療と同じ様に全身に治療の効果が及びます。
ニボルマブという免疫チェックポイント阻害剤が、
代表的な免疫療法の薬です。
現在は、免疫療法の保険診断の範囲は、一部のがんの種類に
限られています。
これまで一般的であった手術・放射線治療・抗がん剤治療に続き、
今後の普及が期待される新たながんの治療方法です。
【定期検査やがん検診による早期発見ががん治療のポイント】
癌(がん)は日本人の2人に1人がかかる可能性のある
身近な病気です。
癌(がん)は進行すると治療が難しくなりますが、
早期に発見できれば必ずしも治らない病気ではありません。
定期的に検査を受け、癌(がんが見つかった際に
早急な対応が求められます。
直ぐにできるがん予防は、健康的な生活習慣を身につける事です。
それでも癌(がん)を完全に予防する事はできません。
いつ発症するかわからない癌(がん)に対する備えとして、
癌(がん)を対象とした保険に加入するといざという時に安心です。
癌(がん)の予防や備えを考えている方は、生活習慣の見直しと
保険の見直しを是非!!行なって下さい。
今回はここまで。続きは次週の金曜日にお話しさせて頂きます!!
より深く介護のお仕事はどの様な事をされているのかを
お届け出来ればと考えております!!
勉強させて頂いている過程で、「癌(がん)」とは本当に怖い物だと
知りました。
どんなに健康に気を付けていてもそれは緩やかに自身では
分からない所で進行しているのかと・・・・
早期で発見できれば治療の選択肢も有り、
場合で完治も見込める場合もあるのかと知りました。
そんな異変に早く気づければと・・・・
色々な症状で難しい場合もあるかと思われますが、
「普段」とは違う「異変」「変化」に気付ける為にも
こらからも勉強を行なって行きたいと、
上新庄東に勤めております職員一同は考えております。
次回!!上新庄東流!!介護のお仕事!「福祉用具Vol.4」
についてのお話しをお届けさせて頂きます。
介護職員 中村
