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【介護の花道】#15

2023年10月24日

皆さん、こんにちは。
介護の花道 担当の糟谷です。

突然のカミングアウトですが、私は1人で電車に乗って遠出をした時のルーティンがあります。
それは帰りに本屋さんに寄って雑誌を買うことです。いつもジャンルは適当で、ぱっと見で「おもろそう!!」と感じたものを買います。
この前購入した雑誌の名前は「喫茶店とコーヒー。」
あえて普通電車に乗ってゆっくり帰り道を楽しみました。

…さて、本題へ戻りましょう!!!!
今回の介護の花道は「高齢者をおじいちゃん、おばあちゃんなどと呼んでいませんか?」です。

時々、「私は親しみを持って『おじいちゃん』と呼んでいます。」という人がいます。
これは全くの間違いです。一般的に高齢者は、このような言葉で呼ばれることを好みません。「おじいちゃん」という呼び方は、自分の祖父を呼ぶ言葉でありごく近い間柄でのみ
相手に呼びかけることができる言葉なのです。

テレビ番組で司会者が、出演する素人の高齢者に対して「おじいちゃん」「おばあちゃん」
などと呼んでいることがありますが、高齢のプロの出演者をそのように呼ぶことはありません。名字で呼ぶのが普通です。

一般的に人間は「そこの人」と呼ばれるより、「鈴木さん」と名前で呼ばれることを好みます。
また、施設スタッフがある特定の限られた人にだけ親しみを持って「おじいちゃん」と呼び、その他の人には「鈴木さん」などと名前で呼ぶことは差別意識を生むことになるでしょう。「鈴木さん」「鈴木様」あるいは「梅野さん」「鈴木梅野さん」「鈴木梅野様」
というように、全ての高齢者に対して必ずその人の名前で呼ぶことは大切です。

日々の援助を通してご利用者様とお互いのことを知っていくことで、親しくなっていくこともあると思います。
ですが、ここで生活されているご利用者様は私よりも人生の先輩であり、お客様です。接遇を意識して正しい呼び方でこれからも接していきたいと思います。

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