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【介護の花道】#14「高齢者への接し方や態度について」

2023年10月17日

皆さんこんにちは、介護の花道担当の糟谷です。
最近急に冷え込んできましたね。朝方や夜は寒いですが日中は暑かったりと、
気温の変化が激しい日々が続きます。冷え性なので冬場は手足の先がキンキンです。。。

さて本題に戻りますが、今回の介護の花道からやってますか?100の内容に入っていこうと思います。

「高齢者への接し方や態度について」
高齢者や障がい者は、その立場故にケアを担当するスタッフと対等の立場に立つことが困難だといえます。
「高齢者に自立心を持ってもらう」「尊厳を持ってもらう」といったことはよく言われていることですが、
現実問題としては、高齢者が自立心を持ってしまうと施設スタッフにとって都合の悪い状態になり、高齢者が尊厳を持つと個別性の少ない施設環境で到底生活することは
できなくなってしまうため、多くの介護施設では「高齢者が自立心を持たない」
「尊厳を持たない」ことを勧める体制や組織になっていると言えます。

このように施設スタッフと高齢者との間には自然と上下関係が生まれるようになっており、
これは普通の意識では避けられないことです。したがって「施設では、職員と高齢者との間に発生するこのような上下関係は、社会システムが変化しない限り
必ず起こる事であり、私たちの気持ちの中にも必ず発生する」ということを私たち「認識」
しておくことが大切です。

「無意識」のうちに“高齢者は弱い”、“障がいがあって大変そうだ”などと思っていませんか?
弱くない高齢者も沢山いらっしゃいますし、大変だとは思っていない障がい者もいらっしゃいます。私たちが勝手に思い込むことで「無意識のうちの差別」をしているのです。
これを克服するためには「意識的」に高齢者や障がい者に接する、
つまり「無意識のうちの差別」を「意識」するしかないのです。

電車で高齢者の方に席を譲る事。こちらは親切心で行っていたとしても、相手からすれば「高齢者扱いをするな」と感じる方もいらっしゃると思います。
親切心と上から目線は全く異なることです。また親切かどうかは自分で決めることではありません。
“相手のことを思ってしたのに”の考え方は上から目線として捉えられてしまうこともあります。
「無意識のうちの差別」を「意識」して高齢者への接し方や態度について見つめ直していきましょう。

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