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【介護の花道】 #9「観察重視とはどのようなことか?」

2023年9月9日

もう9月に入りましたね。相変わらず1か月が過ぎるのが早かったです。
私の今年の夏の思い出はバーベキューです!
社会人フットサルをしていた時の友人らと集まってBBQを行いました。
皆さんは夏の思い出、何が思い浮かびますか??


さて、今回の介護の花道は「観察重視とはどのようなことか?」についてです。

「Aさんのことを周りは無口だというが、実際話してみるとそうでもない。」など
他人から聞いたり本で読んだことが、実際に目の前で起こっている現象と違うことがあります。
そのような場合、理屈で考えるのではなく目の前で起こっている「現象」を真実として捉えるようにしてください。

「現象」自分が体験したこと・これを真実として考える。
「経験」昔、自分が経験したこと。それ以後の時間によってゆがめられる危険性がある。
「伝聞」身近な人やメディアによって知ったこと。信用できる場合とできない場合がある。
「神話」多くの人が絶対確かであると考えていること。宗教や自然科学など。

目の前で起こったことを正確に伝えることによって、正確な看護や介護に繋がります。
知識や情報、経験により正しい現象が曲げられる可能性があります。
そのため「神話」「伝聞」「経験」よりも「現象」を大切にしていきましょう。

「神話」<「伝聞」<「経験」<「現象」の順で重要度が増していきます。
「神話」や「伝聞」も部分的に取り入れる必要はありますが、
「現象」を抜きにしては良い看護や介護は期待できません。
正確な観察に基づいた判断は、医療の知識を凌駕するかもしれません。

今回は以上となります。
過去に体験したこと(経験)、周りから聞いたこと(伝聞)も参考になることもありますが、
逆にそれらの情報が多すぎて、目の前の事実(現象)を正しく捉える事ができなくなってしまうこともあると思います。
観察をする上では「現象」を基にして、その他の「経験」や「伝聞」なども取り入れることが大切だと感じました。



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