【介護の花道】 ＃4「顧客の価値向上とはどのようなものか？」
2023年8月5日
皆さん、こんにちは。
土曜日ホームだより担当の糟谷です。
今回も介護の花道を通して一緒に学んでいきましょう。
夏の果物といえば、皆さんは何が思い浮かびますか?
やっぱりスイカ?モモ?メロン? 自分はやっぱり夏といえばスイカですね～。
さて、今回の介護の花道では「顧客の価値向上とはどのようなものか?」について触れていきたいと思います。
人間の価値を決めるのは本人ではありません。他人がその人の価値を決めるという事を
まず理解しておきましょう。
介護者がぞんざいな態度で接すると、それを見ている人たちは高齢者に価値の低いイメージを持つようになります。
高齢者の身なりが悪かったり、介護者側の言葉遣いが不適切である場合や高齢者の能力が低下した場合も、他人からは低く見られます。
認知症という障がいを持った方や重い麻痺などがあり寝たきりの高齢者は、他人から価値を低く見られるものです。
人間の価値を決めるのは個人、集団、あるいは社会全体である場合もあります。
価値を他人が決める以上、そして他人の決めた価値が個人に反映される以上、私たちは他人が決める価値基準について、もっと敏感になる必要があります。
少し長くなりましたが今回は以上です。
できていたことが段々とできなくなってしまったとしても、その人の価値が下がる事に繋がるとは私は思いません。
しかし人間の価値を決めるのは他人であることを忘れずに行きましょう。
糟谷
