あの日を忘れない・・・ 山下さんの広島の記憶より
2025年8月9日
いつも笑顔で丁寧にあいさつしてくださる山下さん。
お話し好きでよく昔に作った紙人形や絵葉書の作品を見せてくれます。
そんな山下さんですが若いときに広島で原爆の被害を受けた被爆者でもあります。
年齢も100歳近くになられて、昔のように歩けなくなったと話されています。
上の詩は山下さん自身の体験された記録です。
私もこの仕事を始めるまでは戦争と原爆の悲惨さは知識として知っているだけで実感として深くは考えたことがありませんでした。
この仕事を始めたときはまだ多くの戦争体験された利用者さんがいてお話を聞く機会がありました。
当時20歳の人が今は100歳となるので最近は少しずつ体験された利用者さんで話せられる人が減ってお話を聞く機会が減ってきています。
この詩は9年前くらいに書かれた詩ですが最後の1節『伝説と なりゆく原爆 ひきもどす 片や増加の 核保有国』は今でも考えさせられる一節です。
皆さんの生きた記録に触れれるこの仕事を通じて、平和の大切さを心にとどめていきたいと思います。
この記事担当は富永です。
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