禅語
2022年4月5日
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
皆様は禅語をご存知でいらっしゃいますか?
今回初めて知りました。
こちらの書は、ある方が書かれたものです。
百花春至為誰開(ひゃっかはるいたってたがためにかひらく)と書いてあります。
意味は、春にいっせいに咲き乱れる野の花も、鑑賞用に庭に植えられた花も、
春の訪れを知らせようと咲くわけでもなく、人の心を和ませる為に咲くわけでもない。
誰の為でもなくためらいも不平もなく、その姿を誇ることなく、与えられた場所で、ただ
ありのままに精一杯咲くだけです・・・・
花をみてごらん、そんな「はからい」も何もなく、ただ
ありのままに咲いているだけなのに、
みなそれぞれの色、形で山野を彩り、私たちを慰め、
楽しませてくれているではないか・・・・
不平不満やちっぽけな「はからい」に惑わされず、
ただ無心に生きる事の尊さをこの禅語は教えてくれます。
この季節に合っている語ではないでしょうか?
ホームだより担当 前田
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