サービス付き高齢者向け住宅について【14号】
2021年7月31日
みなさま こんにちは
早い物で、7月も最終日。暑さが身体に響きますね。ただ外にいるだけ、1歩も動かないにもかかわらず、ジトっと嫌な汗が出てきます。
暑さといえば、入居者様の世代によっては、クーラーの風が苦手な方、夏は窓開けて扇風機を付けていれば大丈夫と思っている方が多くいらっしゃいます。室内でじっとしていれば暑さを感じないのかもしれませんが、実際は身体から水分は奪われ、熱も体内にどんどん籠っていっています。
私たちは日々、水分補給をして頂くよう声掛けをしていますが、高齢者は1度に沢山の水分が摂りづらい事、喉の渇きを感じづらくなる事がありますので、無自覚の脱水が進んでいることがあります。
日々、入居者様に声掛けしている私たちですが、私たち自身も、うっかり水分補給を怠り、脱水症状が出ている事もございます。
水分補給の大切さを学んでいる私たち介護職ですら、「意識して水分を摂る」という事をやっていますので、皆様も是非、渇きを感じる前に水分補給をして頂き、この夏を乗り行って頂きたいと思います。
さて、サ高住とは?の14号は、前号でお伝えした通り、「支援と介護って何が違うの?」について触れて行こうと思います。
(適した写真が無かったので、夏らしい写真を1枚。2年前(2018年)の調布市花火大会の時の写真です。ホームの敷地内からこんなにきれいに見えるんです!)
字面だけでみても「要支援」は「支援が必要な方」という意味ですし、「要介護」は「介護が必要な方」です。
実際、援助の種類についても「支援=お手伝い」が必要な方と「介護=介助」が必要な方では考え方が変わります。
要支援の方に援助を提供する時には、週1回程度・週2回程度で利用単位数が設定されておりますが、要介護の方には1回あたりの提供時間により利用単位数が定められています。
簡単に例えると「お手伝い」が必要な方については、ご本人が出来ない、苦手になっている事柄について、週に何度かはお手伝いをさせて頂きつつ、ご自分で出来そうな日は頑張って頂く。そうする事で、自立した生活を継続できるようなサポートをして行く。という感じです。
一方、「要介護」の方について例えると、日々飲まなくてはならないお薬があるのに、飲んだか飲まなかったかを忘れてしまう。1日の中で今、どの薬を飲めば良いタイミングなのかが分からなくなってしまう。というような状態の方に対し、「週に何度かは手伝うので、それ以外はご自身で頑張って下さい」というのは難しいお話ですので、毎日必要なお手伝いが出来るよう回数ではなく時間で単位が定められている。といった感じです。
はてさて「利用単位」という言葉が突然出たけど、単位って何よ?という疑問をお持ちの方もおられるかもしれません。
それぞれの要介護状態の区分に合わせ、1ヶ月間でどれだけ介護保険を利用したサービスを受けられるのか、が定められています。その定められている物を「支給限度額基準額」と呼び、「単位」とカウントしていきます。
ちなみに、要支援1(介護認定の一番軽い状態)の方は1ヶ月で5,032単位使用できます。要介護5(介護認定の一番重い状態)の方なら36,217単位です。(※2021年7月現在)
その差は31,185単位もあるんです。
それだけ、「要支援」の方と「要介護」の方では、お支えしなければいけない項目にも差が出る、という事になります。
勿論、この単位を超えた分のサービスは受けられない、という訳では無く、単位を超えてしまうほどサービスを利用しなければならない(利用したい)場合には、全額自費扱いになりますよ。という考え方です。
介護保険も、医療保険同様にそれぞれ「負担割合」というものが決められており、1割負担の方であれば、介護サービスの内9割は国や自治体が負担します。残り1割が利用者の支払いとなるわけです。単位数を超えない間は、1割負担の金額が請求される形になりますが、単位数を超えた分については、10割分払わなくてはいけません。ですので、それぞれの単位数内に収まるよう、サービスを考えて行くのが基本の考え方となります。
ちょっとややこしい内容になってしまいました。言葉も多くなってしまい、申し訳ありません。長くなったので、今回はここまでと致します。
もう少し介護保険についてのご説明をして行きますが、次回は「サ高住で介護保険サービスを受けるには?」という部分について、触れて行きたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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サービス付き高齢者向け住宅
そんぽの家S国領
TEL:042-440-1850
ホーム長 吉澤 みゆき
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ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
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その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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