ごきげんよう
2022年5月4日
皆様、こんにちは。
本日は入居者様同士の、温かいお話をさせて頂きます。
先月、そんぽの家S西東京泉町のある女性がご逝去をされました。
こちらの方は、開設まもなくご入居頂き、本当に長い間そんぽの家S西東京泉町で
生活をして下さいました。
それは、私たち職員にとってもかけがえのない方であると同時に、
多くの入居者様にとってもそうでありました。
知っている入居者様は体調を崩されてから、お顔を拝見に本人様を尋ねられて
おりました。
もちろん、多くの家族様も一緒の時間をお部屋で過ごし、ついには先月
ご逝去されました。
本人様の娘様とお知り合いのA様も、本人様の思い出を一緒に語らいつつ、
最後はそんぽの家S西東京泉町から、お見送りをさせて頂きました。
皆さんがお見送りする際にあるA様が
『いつも挨拶はごきげんようだったから、最後もごきげんようでおくりましょう』
と言葉をかけられ、近くにいた入居者様私含め、本当に感謝の気持ちをこめて
ごきげんようと送らせて頂きました。
さりゆく車を見ながら、『私の人生でごきげんようはもうなくなっちゃたわね』と
涙される姿から、本当にお二人の関係がかけがえのないものだったこと
また、そんな関係を皆様が築けるように、生活に携わらなくてはと強く
心に感じたお別れでした。
サービス付き高齢者向け住宅 そんぽの家S西東京泉町 宮田 大海
