サービス付き高齢者向け住宅SOMPOケア そんぽの家S烏山(からすやま)ホームだより

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第7話 「夜間の緊急スクランブル②」 尾山台訪問看護の平穏でアクティブな日常

2021年4月15日

【前回までの「尾山台訪問看護の平穏でアクティブな日常 」】

(第6話よりの続き)
【お客様】
90歳 男性 要介護1 奥様と二人暮らし パーキンソン病あり。
※緊急加算ありのオンコール対応のご契約ありのご利用者様。
 
一日の勤務を終え、帰途についた宮下管理者(写真左端)。自宅でゆっくり体を伸ばしていた際に突如鳴り響いた「緊急コール」!
電話口では不安を抱えた奥様より緊急の相談が・・・。
時間は刻一刻と過ぎていく。

部屋の壁かけ時計に目をやると時間はずでに「20:55」。
先方のご自宅まで宮下管理者の自宅から、公共機関で向かうと約1時間・・・。

事業所まで備品をとりに行っている時間はない。しかもご本人様は腹痛を訴えられている・・・。
考えている時間はないし、事業所に社有車を取りに行っている猶予もなさそう。

そこは大ベテラン、当社世田谷区の訪問看護のエースの宮下。迷わず決断、最短ルート・方法を選択。
常時手元に置いてある処置用グローブのみを掴み、タクシーを呼び、お客様のご自宅へ急行。
幸い夜の時間であり、交通量は少なくスムーズへ先方のご自宅へ。
この間約20分。

奥様との挨拶もそこそこに、トイレ内で困られているご本人様の様子を手短に聞き取り確認。
現状把握をしたのちご本人様をお部屋にお連れしベットへ臥床。
この間約10分ほど。まさに流れる水の如し。

処置用の備品が手袋しかなかった事から、機転をきかせ急場対応にて自宅内のウエットティッシュ、キッチンペーパーなどを用意。
奥様が心配そうに見つめる中、宮下管理者による腹痛の原因となっている素早い排便処置を実行したのでした。

するとすぐにご本人様のご様子もみるみるうちに改善、お話するゆとり、笑顔も出始め、ホッとした空気が居室内に満ち溢れる。
無事任務完了!

22:10、すべての処置を終え、宮下管理者は帰り支度。
見送りに出て頂けたご本人様は渾身のガッツポーズ、奥様よりは何度も感謝のお言葉。

「いいんです。これが私の仕事ですから・・・」
とただ一言クールに言い残し、帰路へ。

少し寒さが感じられるものの、ご利用者様の笑顔が戻り心は温かくなった宮下管理者なのでした。

SOMPOケアはこんな昼夜の区別なく戦う「縁の下の力持ち」が支えている会社であり、尾山台訪問看護はそんな事業所なのです。


≪ご相談・お問い合わせは下記に≫
SOMPOケア 尾山台 訪問看護    
管理者:宮下 法子(みやした のりこ)
〒158ー0086 世田谷区尾山台3丁目33番5号  須摩ビル201
☏:03-5758-8291  FAX:03-5758-8292


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