好みは人其れ其れ也 ～洋服販売会～
2022年4月10日
記事にするのがすっかり遅くなりましたが、先月30日に開催した「福ちゃんの服やさん」のご様子をお届けします。
この日は食堂全体が洋服屋さんに様変わり!!文字通り洋服をメインに本や雑貨なども取り扱っており、とても賑やかで楽しげな空間になっていました♪
写真はお孫様とお散歩に行かれるところだったTさま。
お出掛けの前にお声掛けをしたところ、快く一緒にお店を見にきてくださいました。
猫ちゃんが好きなTさま。猫ちゃんのイラストがワンポイントで入ったシャツを手に取り「どうかしら?」と、シャツを自分に合わせてスタッフに見せてくれました。聞かれたスタッフが「とてもお似合いですよ♪」なーんてやり取りをしているシーンです。
チラシを見て、続々とご入居者さまがご来店♪
お店のスタッフの方たちも大忙しです!!
皆さまに楽しんでいただけるようスタッフにも協力を仰ぎ、行ってみたいという方全員がお店に来られるようサポートさせていただきました。
実際にお店で商品を購入されなくても、人と会話をし、気分転換にウィンドウショッピングをするだけでも十分楽しんでいただけたのではないかなと思っております。
S調布では久し振りの洋服屋さんだったので、皆さまゆっくりと時間をかけて商品を吟味し、何を買おうか悩まれていたご様子です。
その様子を見て感じたことがあります。それは、皆さま個々人の個性です。好みと言いましょうか、こだわりの部分が垣間見え、またそれを強く表に出されていることに気が付きました。
当たり前のことかもしれませんが、欲しい物は欲しい。いらない物はいらない。そしてその価値基準は多様性に富み、人の数だけあるのだなぁということ。
これはケアに通ずるものがあると思います。
個別性に合わせた個別ケア。同じサービス1つとっても、全員に画一的な対応をするわけではなく、その方その方に合わせたサポートの仕方があります。
ケアにおける「相手のことを知る」ということは、その方のできること・できないこと、障がいやご病気のことだけではなく、生活歴や趣味嗜好、性格など含めてのことだと思います。
今回の洋服販売会で、改めてご入居者さまのことを知る良い機会になりました!!
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