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【オーラルフレイル】って、なに?

2022年6月8日

いつもホームだよりをご覧下さりありがとうございます。
6月4日~10日は『歯の衛生週間』です。
そもそも6月4日の語呂合わせから「ムシ(6.4)歯予防デー」とされているのは
皆さんご存じと思います。
その後1週間を『歯の衛生週間』というようになったのは1958年からで
日本歯科医師会によって定められたそうです。

具体的に行うことは
・虫歯予防と早期発見の大切さの普及や啓発運動
・歯の寿命を延ばし、健康を維持する運動
だそうです。

健康寿命を延ばし、健康維持・増進のため、フレイルに陥らない為にも
お口の衰え【オーラルフレイル】の予防や改善は大切です。
フレイルは歩行機能や筋力の低下等、体の運動機能にだけ生じるものではありません。
口の機能にも現れ、口腔機能が低下した状態を【オーラルフレイル】と言います。

オーラルフレイルはここ5~6年でできた概念です。
それまでは口の老化予防はいかに多くの歯を残すか、に主眼が置かれていました。
その代表的な取り組みが、厚生労働省と日本歯科医師会が平成元年から展開してきた
「8020運動」です。80歳まで20本以上の歯を残そうというこの運動。
当初、10%未満だった8020運動達成者は、現在50%を越えました。
そこで新たに重要性が注目されるようになったのが
「口腔機能の維持」つまり【オーラルフレイル】対策です。

口腔機能とは、「噛み砕く」「飲み込む」「発音」「唾液の分泌」など
食べることや話すことに関わる口の機能です。
これらの機能が低下しオーラルフレイルになると負の連鎖が起こりえます。

嚙めない→柔らかい物ばかり食べる→噛む機能の低下→口腔機能の衰えによる食欲低下→
低栄養状態→筋肉や骨量の減少→体力・気力の低下→全身機能の衰え

ものを噛んだり飲み込んだりするには筋肉が必要ですから、全身の筋力が落ちれば
さらに口腔機能の衰えに繋がりかねません。オーラルフレイルの進行を抑えるには
早めに対策を始めることが大切です。次回はその対策についてお話します。

そんぽの家S足立保塚 足立綾子

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