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外部研修 【高次脳機能障害と支援者のストレス】 ときわ台南 

2019年12月20日

本日「高次脳機能障害と支援者のストレス」の研修に参加してきました。

 事故で頭部に損傷を受けたり、脳卒中で脳にダメージを受けると
7割~8割の方が高次脳機能障害を患われるそうです。
さまざまな症状があり、脳の損傷を受けた部位で出現しやすい症状も変わります。
難しいのは、頭の中は一目見た限りでは分かりませんから、その障がいについての
理解や知識が中々深まらない事、本人自身も病識が無い事が多く私たちサービスを
提供する側も、病気ではなくその方の「性格」としてとらえてしまいがちになる事です。
介護サービスとして高次脳機能障害を正しく理解し上で、どの様にサービス提供を
すれば良いのか医療機関等と連携をしながら進めて行く事の大切さを学びました。

また、高次脳機能障害は外傷からも患われる症状となるので、若い方から
高齢者まで深く関わってきます。
もともと仕事をされていた方が、事故で頭部を損傷し高次脳機能障害を患い
退院され、もとの職場に復職される際に、職場で高次脳機能障害への知識や
理解が乏しい中で仕事を継続する事はかなり難く退職になるケースも多いそうです。
さらに、未成年の時に患い高校までは学んでいけるが大学に進学し、
自分で何でも取捨選択する様になると大学生活を継続する事が難しくなり
中退する方が多くいらっしゃるとの事でした。

私達は介護サービスとして高次脳機能障害をお持ちの方のケアをさせて
頂いていましたが、脳に損傷を受ける事で学業や仕事に大きな影響を及ぼし
大きな社会的に問題に「いまだ至っていない事」に驚きました。
サポート体制を社会の枠組みとしてどの様に整えていく事が出来るかが
介護の現場にもより高度な情報・高度なサポート体制に繋がっていくのではないかと
研修に参加し感じた事となりました。

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