サービス付き高齢者向け住宅SOMPOケア そんぽの家S三条桧町ホームだより

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感染予防の最前線から ~コロナ陽性ホームへの応援~

2021年9月13日

こちら、いつもの三条桧町のお食事風景です。
皆さん、食堂でいつも通りお食事を召し上がっておられますが、その様子をホッとした思いで見つめているこちらのヘルパーさん。
実は、先日まで2週間ほど、私たち大阪東事業部のとあるホームに応援に行って下さっていました。

皆さんご存じの通り、市中ではコロナウイルス第5波が猛威を振るっています。SOMPOケア全事業所ではマスクの着用や手指消毒の徹底、飛沫拡散対策、面会の制限等、あの手この手で感染予防に努めています。
それでも、「大阪府 3000人/日」「奈良県300人/日」を記録する猛威の前では、どうしても感染される方が出てきてしまいます。そのホームでは、お客様・職員共々数名の方が感染されてしまい、通常のケアに加えて厳戒態勢での感染対策も必要になるので、三条桧町からヘルパーさんを応援に出すことになりました。

「とにかく手を洗っていました」というヘルパーさん。
そのホームは三条桧町とは異なり、”介護付有料老人ホーム”という形態の事業所で、建物の作りやお客様へのケアの仕方など、ここは違いがあります。そんな不慣れな状況でも、お客様一人一人が、まずお部屋で感染予防しながら生活されるのを支えなければ、という強い気持ちでケアに当たられたそうです。

通常でしたらそのホームでも食堂に行かれて、皆でお話ししながら食事を召し上がられるのが日常の風景ですが、陽性者がおられる状況では感染対策上、お客様の生活はお部屋でお過ごしになって頂くことになります。
一部屋一部屋、お食事や排泄などでお部屋に伺ってケアさせて頂いた後は必ず手袋を外して、手を洗って、しっかり拭いて、また手袋をつけて、とされていたそうです。

「緊張感が、すごかったです。これ以上感染が広がらないように。自分が感染してしまわないように。陽性の方は、入院されたりホテル療養されたりで、私が応援に行った時にはホームにはいらっしゃらなかったんですが、実際にコロナの感染者の方がいらした所なので、スタッフの緊迫感ったらなかったです。三条桧町がいかに平和だったのか、身を以って感じました。」

ここ奈良県の感染者数は、次第に減少してきています。しかしながら、いつ何時、陽性者が出てもおかしくない状況は、未だ変わりありません。
「コロナ疲れ」や「マンネリ」なんて言葉がマスコミから流れてきますが、このヘルパーさんの体験した事は、そんな言葉を吹き飛ばしてしまいます。
幸いにして、そのホームの陽性者の皆さんは快方に向かっていると聞いていますが、”コロナに感染すると死んでしまうかもしれない” ―すべての介護者は、この意識を持ち続けています。

三条桧町でも、引き続き感染予防に取り組んでまいります。お客様にはご不便をおかけして誠に恐れ入りますが、これからもご協力の程、どうぞ宜しくお願いします。

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