「柳生の里」の思い出
2019年12月10日
先日奈良公園と依水園に行った話をご入居者様にした所
「私の生まれ育った柳生の里の紅葉も綺麗だ。随分行ってないなぁ。」
と言われ、また別のご入居者様は若い頃に行った事がおありだそうで、
「柳生に行ったら芳德寺に行くといいよ。あそこの御住職と話をした事
を今でも思い出す」と懐かしそうに話して下さいました。
それなら時間のある時に行ってみようと思いちょうどテレビのニュースで
「円成寺」の紅葉が見頃であると流れていたので紅葉を見つつ柳生迄行って
みようと思いました。
「円成寺」は奈良市街から東方にある柳生街道沿いにあるお寺で
ご本尊は阿弥陀如来です。有名な仏師運慶のもっとも初期の作品である
国宝大日如来も所蔵されています。
また庭園は藤原期の浄土式舟遊式の名園です。
柳生一族の菩提寺である「芳徳寺」で本堂の裏手にある松林の中に
代々の柳生家の墓があり柳生宗矩の墓がありました。
寺の境内は落ち葉の絨毯が敷き詰められていて寺へと続く急坂に
弱音を吐きながら登ってきたかいがあるというものです。
御朱印を貰いに行くとご住職は残念ながら不在でしたが、
お手伝いの御婆さんと話す事が出来てその方も話好きで
色々な事を聞かせて下さいました。
境内の落葉に紅葉の終わりを感じ冬が始まるよ・・・
寒い季節の到来だなぁと感慨深く思いました。
山の天気はかわりやすく先程までは晴れていたのに
急に雨が降り出したので、見所のひとつ柳生十兵衛が植えたとされる
伝説の「十兵衛杉」を遠くから・・・
柳生といえばやはり江戸時代に将軍家御流儀となった柳生新陰流と
テレビドラマで有名な柳生十兵衛。
編笠で片目に鰐風の眼帯をして諸国を巡礼の旅をする姿は1980年代に
子供ながらにして印象に残っています。
落雷で木そのものは枯れてもなお白い幹が存在感のある風景を見て
帰路につきました。
柳生の里の思い出話をご入居者様にした所、
「柳生の冬は寒いから春になって暖かくなったら桜が綺麗だし、
花菖蒲の季節には菖蒲園に沢山の花が咲くよ」と教えて下さいました。
また、ご住職にはお会いできなかった事を話したら
「御婆さんも良い人だったでしょ。またの機会に会えたらいいね」と
話されました。
ご入居者様から色々な事を教えて頂いています。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
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その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
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