甲東園かるた王決定戦！！
2024年1月30日
2024年1月28日
快晴だった筈の甲東園上空には雷鳴が轟き
その中より浮かび上がる龍虎の影!
そう!
時は戦国!関ケ原!
いつもは和やかなこども食堂
でも!
今日だけは熱気あふれる決戦会場。
初代甲東園かるた王に輝くのは誰なのか!?
実は数日前から段上町の一部ではかるたの話題で持ちきりだったんです。
昔取った杵柄!
「中学三年間競技かるたの練習をしたのよ!」と言う入居者様。
「趣味で百人一首を暗記したよ!」と豪語される入居者様。
「お正月には必ず家族でかるたやったもんよ!」と懐かしむ入居者様。
対するは
現在、百人一首を勉強中の小学四年生。
カードゲームなら何でも来い!の中学三年生。
「坊主めくりの時間になったら呼んでね」と諦めモードの6歳児。
老若男女が入り乱れる熱い戦いです。
上の句を読み終える前に下の句を探し始める熱いまなざし。
立ち上がって出来るだけ遠くの札まで見通そうと爪先立つ緊張みなぎる背中。
朗々と読み上げられる美しい歌詞
目にも止まらぬ速さで飛び交う手と手
凄まじい気迫で交錯する人生模様はまるで映画の様でした。
「何で!?一枚も取れない!」
狼狽えながら右へ左へチョコチョコと駆け回る竹内副長。
「下の句が分かってるのに!近眼で札が探せない!」
メガネを掛けたり外したりしながら飛び跳ねる私(臼井)
「僕だけ一枚も取れてない!」
拗ねて半泣きの6歳児。
情けない事に職員勢は手も足も出ず
一二三ホーム長に至っては黙って座っているので
勝負を投げ出したのかと思ったら
「僕も一句詠んでみようと思って…」
と、何故か俳句を考え始めていましたよ…
最終的に取り札枚数
18枚、17枚、16枚のデッドヒートで
初代甲東園かるた王に輝いたK様
「本当に楽しかった。
勝ち負けよりも何よりも…
こんなに楽しい時間が過ごせるとは思ってもみなかった」
とコメントを頂いた際のうるんだ瞳に私も貰い泣きしそうでした。
こちらこそ。
本当に素晴らしい時間を共有させて頂いて感謝感激です。
後半戦の坊主めくりで「姫だ!」「坊主だ!」と皆で一喜一憂したのも良い思い出です。
次回のこども食堂は2月25日です。
又、皆さんと一緒に最高の思い出を作りたい!!
その1年で準備に励みますのでご参加宜しくお願い致します。
