良薬は口に苦し
2023年8月9日
【竜胆(りんどう)】
この深い青紫の可憐な花
「りんどう」と言えば皆さま「あぁ!あの花ね!」と思われますよね
でも、何故「竜」の「胆(きも)」と書くかご存じですか?
実は中国原産のこの植物
昔から漢方として使われて来たんだそうです
でも、その味がとても苦く飲みにくかったらしく
中々、人々に受け入れられなかった
そこでどれほど苦いかを表現する為に
「竜の肝のように苦い」と例えた事から
「竜胆」と呼ばれる様になったとか…
「良薬は口に苦し」と言われますが
どの時代でもどの国でも「お薬が飲みにくいなぁ…」と言う悩みは共通の様ですね
ちなみに
赤い竜胆って見た事ありますか?
2021年に日本の研究センターで鮮やかな赤色リンドウが出来る仕組みを解明したそうですね
いつの日か
深紅の竜胆にお目にかかりたいものですね♪
