現場職員参加型勉強会をそんぽの家S奈美木成増で実施しました
2019年12月16日
12月10日に、現場でがんばっている、リーダーに近い存在となっている常勤職員を集めての、勉強会をそんぽの家S奈美木成増の食堂を活用して行いました。
板橋区と豊島区にある、SOMPOケアが運営している、介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅、訪問介護等の事業所の職員を対象としています。
今回の勉強会では、各事業所で生じている、認知症を患っていらっしゃる方の援助において、生じている問題に対して、弊社の作成した、問題解決ツールを活用し、どのように対策をたてるかの事例検討会を行いました。
さすが、リーダー的な役割をもっているだけのことはあり、知識も多く保有しており、活発に意見を出し合っていました。
奈美木成増の職員も、参加し、積極的に発言しており、私も頼もしく感じました!
その後、部長より、ACP(Advance Care Planning)の重要性について話がありました。
ACPとは、終末期についての事前の話し合いのことで、先日も、芸人Kさんのポスターで話題になった内容になります。
私自身、父親を10年前に食道がんで亡くしているのですが、その時に、まさに、終末期の話し合いの重要性を感じました。
喉の不調を訴え始め、検査をすると、末期の食道がんとなり、母親から報告の電話を受けました。
その時に、病名と余命を父親に伝えるか、母親に意見を聞くと、精神的に弱い父親で、ショックを受けると思うから、伝えずに見守る、という回答でした。
ずっと寄り添ってきた、母親の意見を尊重しようということで、最後の瞬間まで父親には病気のことはふせ、見守り、
最後は、モルヒネで疼痛緩和をしながら、逝去しました。
看取りを行う家族である私の思いとしては、父親に告知をしないということは、これまでの感謝の気持ちを伝えることができない(不自然になってしまう為)ということになり、
お別れの言葉を交わせなかったことが、今でも心残りとなっています。
それは、もしかすると、父親もだったかもしれません。
最後に食べたかった物、最後に会っておきたかった友人、家族に最後に伝えたかった言葉。
それが、もしかすると、まだ元気なうちに、終末期になったときに、何を希望するかの話し合いを行っていれば、実行できたかもしれません。
ぜひ、お正月など、家族で会う機会があったら、一度お話し合いをしてみられてはいかがでしょうか?
ホーム長 宮本
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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