「ありがとう」の手紙
2020年1月20日
そんぽの家S新横浜西でお母様を看取られた
ご家族様からお手紙を頂きました。
そんぽの家S新横浜西の居室は入居者様のご自宅です。
ご自身の居室に入ればプライベートな空間が広がっています。
自由ですが、同時に孤独も感じるかもしれません。
ですが、このプライベートな空間があるからこそ、
この家族様は毎日のように訪問され、一緒に同じ時を
お元気な頃から、看取りの瞬間まで過ごす事が出来ました。
介護は訪問介護の職員が家族様の代わりに対応させて頂きます。
家族様が行う事は入居者様と家族としての交流だけです。
それは楽しい会話ばかりではありません。時には怒ったり、
愚痴を言ったり、泣いたり、笑ったり、居室内で普通のご実家で
起きているような親子の会話をしながら、お看取りまでされていきました。
これが病院ではなく「そんぽの家S新横浜西」を選ばれた理由です。
この入居者様は私にも色々な話をしてくれていました。
「あなたの名前が子供の頃に戦争で疎開した秋田県の地名と同じで、
子供の頃も今もお世話になっていて縁を感じる。」
私は、この方に入居者様が転居によって抱える寂しさを教えて頂きました。
私にとっても、他の職員にとっても、とても印象深い入居者様でした。
この方のおかげで、人との交流、馴染みの関係の大切さを
強く意識するようになり、今のそんぽの家S新横浜西が出来ています。
ありがとうございました。
