ユマニチュード~技法から考え方を学ぶ~
2021年3月16日
本社には、施設でのケアで行き詰った時に支援をしてくれる
「現場支援チーム」という部門があります。
写真は先日、その現場支援チームの方にフォローいただいた時に
「この本にこういったことが載っていて・・・」
と引用され、見せていただいた本です。
「ユマニチュード」
人間らしさを尊重する状況を作る技法。といった形で紹介される事が多いです。
例えば「見る」・・・目線をその方と合わせる事で、居てる事を認識してもらう。
「話す」・・・前向きな言葉を選ぶことは「心地よい状況」を実現する。
「触れる」・・・より広い面積で触れる事で安心感が生まれる。
「立つ」・・・立つことによって、人間の持っている生理機能が働くようになる。
等です。
もちろん技法として学ぶことも大事なのですが
なんの為に行うのかが、第一に必要だと思っています。
なんの為に?
入居者様に、ここ(そんぽの家天王寺)に居てもいいんだ
と安心して過ごしていただく事だと思っています。
今のところは
「ユマニチュードという技法があるから実践してください」という言い方ではなく
「こういった事を気を付けると、安心してくれるのでは」という事を伝える様にしています。
例えば、ご家族の話をするときに息子さん、娘さんではなく
固有名詞でお伝えすると安心してもらえるのでは、等です。
もちろん出来ている時もあります。
しかし、何かに追われて出来ていない、という事もあります。
ケアスタッフだけではありません。
普段直接携わらない職員も同じです。
私も家族様からご指摘を受ける事もあり
こういったところが至らないのではないか、と反省しています。
特効薬の様に急に良くなる、というものではありませんが
入居者様に笑顔で過ごしていただくために
何かあった時、迷った時に立ち返れるものとして
引き続き活用していこうと思います。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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