ICTの活用～睡眠状態の確認～
2021年1月22日
直に見て確認する事はとても大事です。
しかし、普段一番接している介護職員でも
24時間の事を確認するのは難しいところもあります。
例えば、睡眠がどの様に取れているか。
お部屋でずっと見させていただく事は難しいです。
そんな時に、睡眠状態のデータを確認できる機器を使っています。
担当部署から一定期間(10日～2週間)レンタルし
写真の様に機器をベッドマットの下に設置して測定をおこないます。
薄型で音がしたりするわけでもなく、普段の睡眠の妨げにはなりません。
設置の際には、入居者様、ご家族様に了承を得た上でさせていただいています。
設置期間の終了後
担当部署から結果が送られてきてデータ確認が出来ます。
睡眠状態(眠りの深い浅い、ベッドから離れていたかどうか)や
睡眠時の呼吸状態、脈拍なども確認できます。
こういった機器を活用する事で感覚的なものだけでなく
データに基づいて介助の時間帯の調整や医師への相談などを行うことが出来ます。
普段のケアが出来る限り入居者様それぞれの生活に沿ったものになる様、
必要な時にICTを活用していきます。
*今後標準設置を予定しております。
