カンファレンス
2020年6月11日
始めまして、そんぽの家天王寺で副ホーム長をさせて頂いております、川端と申します。今回は、カンファレンスでの取り組みの様子を少しお伝えできればと思います。そんぽの家天王寺では、月に2回カンファレンスを開催しております。日々のご入居者様のご様子の変化やお困りごとについて、介護職員、ケアマネジャー、看護師など様々な分野の職員によるチームでの話し合いが行われています。
今回、お困りごととして上がったのは、トイレ移動の際に不安感があると言うご入居様について、意見を出し、話し合った結果、職員によってお手伝いする方法が異なっており、援助方法の統一を行う為、手順書を作成する事になりました。
実演は、介護職員同士で行い、実際のご入居者様のお体の動きを想定し援助方法を考えました。結果、立位をとる為には前かがみの姿勢をしっかりとる事が重要で、その為の支えの手すりが無かった為、手すりを1本増設しました。
立ち上がって頂く時は、膝折れやふらつきを防止する為、後ろからしっかりサポートさせて頂く事にしました。
座って頂く際は、予め近くまで車椅子を配置し、左側の車椅子の手すりを上げて置く事で、スムーズに座ることができ、介護職員が間に入り、座って頂く最後までサポートするようにしました。
今回は、抜粋版の為、3枚の手順書となっていますが、実際には7枚の手順書に分け、細かな動作の確認を行ない、職員一人一人が理解できるように作成しました。手順書の作成により、職員の援助方法の統一を行うことができ、ご入居者様の不安感も少なくなりました。
