認知症について①
2021年5月13日
ご見学の方より、認知症ってどんな症状?といったお悩みや疑問をお聞きすることが多々あります。
少しでも理解のお力になれたらという思いから、数回に渡り、「認知症」についてお話をさせて頂きます。
①-1【認知症とは】
厚生労働省の調べでは、日本では認知症の方は増加傾向にあり、2060年には65歳以上の高齢者の約3人に1人は発症する予測です。
これからの日本では認知症の方とのかかわりも必然的に増えていくことになるでしょう。
「もし大事なあの人が、自分が認知症になったら・・・」という不安をお持ちの方いると思います。
ポイントは、認知症とは特別な病気・症状ではなく、誰にでもおこりうるものです。
①-2 「加齢による物忘れ」と「認知症による物忘れ」の違いとは?
体験の一部を忘れる加齢が原因の普通のもの忘れとは違い、認知症の物忘れは体験そのものを忘れてしまうのが大きな特徴です。
例えば、昼食のメニューが思い出せなくても、「ラーメン食べましたよ」とお伝えすると、
「ああ、そうだったラーメンを食べた」とヒントがあれば思い出せるのが物忘れと言えます。
食事メニューを忘れてしまうことは、私もよくありますが、それで生活に困るということは日常ではありません。
しかし、食事を食べていない・物事自体が無かったことになると、当人は不安・怒り・悲しみの感情が湧いてくる・・・
これが認知症の症状であり、結果、日常生活で、当人・家族が困るといったことが起こります。
次回は②認知症の「中核症状」「周辺症状」についてお伝えします。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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