目配り
2022年6月27日
廊下を歩いていたところ、窓側の廊下に血痕のようなもの数滴がありました。
「もしかしたらジュースかもしれない」と思い見てみるも粘度といい、
色と鮮血の可能性が。。。
「ご入居者さまのどなたかが出血され、廊下に助けを求めに来られたのかもしれない」
と思い慌てて改めて廊下を見渡してみるとエレベーターまで続いていました。
他の職員の目でも血液かどうか確認してもらう為に看護師に連絡しました。
連絡後、反対側の血痕のようなものは、あるご入居者様のお部屋へと続いているのを
発見し急いでお部屋へ入りお怪我ないか確認すると、ご本人がケロッとしたお顔で出て
来られお怪我無いか伺うと「特にない」とのこと。その場で目視で確認するもお怪我は
ないご様子。状況説明しジュース等こぼされてないか伺うもジュースを飲んですらいない
とのこと。ふとキッチンを見るとジャムの瓶が!「先ほど洗って捨てに行こうと廊下に
行くも捨てる場所がなく持って帰って来た」とのこと。その際に瓶の蓋を開けたままにされた
そうで。
看護師も呼び騒ぎましたが、薄まったブルーベリージャムの液体であることが判明しました。
何かあった時にナースコールを押す事を失念されている方や遠慮されて押されない方、
出血されている事に気が付かれていない方など色々なご入居者さまがいらっしゃるので、
ケア外でも日々アンテナを貼り想像を巡らし、皆様が安全に心穏やかに生活出来るよう
努めています。
どなたもにもお怪我なく本当に良かったです。
