ご入居者さまのより良い暮らしの為に。
2022年3月17日
お天気も春めいてだいぶ暖かく日が増えてきましたね。
三寒四温で暖かくなり桜の花が咲く季節が待ち遠しいです。
さて今回は「ご入居者さまのより良い暮らしの為に。」とタイトルをつけさせて頂きました。
カスタムカンファレンスについてご紹介させて頂きたいと思います。
カスタムカンファレンスとはよりよい治療や介護を提供する為にスタッフなどの関係者が集ま
り情報共有や認識のすり合わせ、問題解決の検討など様々な事が話合われる会議の事です。
問題解決の手順としては ①問題点②状態の記録③分析④対策⑤評価 の手順で問題の解決に
取り組み⑤の評価で問題が解決しない場合は①に戻り再度検討するといった感じです。
具体的に例を挙げると、
①問題点 「夜間不眠気味」
②状態の記録「夜間訪室時、覚醒されていること多く、朝食時傾眠ぎみである」
③分析 「入居間もないので慣れない環境でご不安なのではないか」「日中傾眠されている
事が多い為、昼夜逆転されているのではないか」
④対策 「安心して頂けるよう日頃から職員がお声掛けしお話をさせて頂く。他のご入居者様
との橋渡しになるようなお声掛けをする」「ご自宅から写真や自室に置いてあった見慣れた
ものをお持ちいただく」「昼夜逆転しないようにレクリエーションにお誘いする」
上記のような手順で問題解決に向けて検討行っています。お体の状態に変化だけでなく精神面
も問題点としてあげ、それぞれの方が安心して生活できるように問題解決に向けて取り組んで
います。
今回、ご紹介させて頂いたカスタムカンファレンスは一例ですが、日々このようにケアの質
向上の為に励んでおります。
これからもご入居者さまが生活される場として、最後の住まいとして、安心してその方らしい
生活をする手助けが出来るよう精進して参りたいと思います。
そんぽの家東砂 職員 角田
