入居者様への取り組み T様
2021年7月17日
いつも、ホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
本日は、当ホームで行なっている、様々な取り組みについてご案内いたします。
脱水気味で、体調不良となり、お元気が無くなってきたT様。
お食事からの水分摂取に限界があると考えたスタッフは、嚥下の弱い事を考慮し、副食として、ゼリー状のお飲み物をご用意いたしました。
なるべく、お好きな味を、感触を…
しばし続ける事で、だいぶ体調が回復してきました。
しかし、お食事は、全介助でありました。
お食事は、美味しくないと日々仰っていました。
そこで気づいたのは、食事介助があまりお好きではない事。
食が進まず、好き嫌いも強くなっていました。
お食事が、ご自身でお食べいだだけますよう、お声かけや、お手伝いをしてきました。
少しずつ、本当に少しずつですが、ご自身でスプーンをお持ちになりお食事を丁寧にゆっくりと掬い上げ、召し上がるようになりました!
お食事の楽しさも感じていただけたのか、マイナスな発言が少なくなり、
おいしい!
お腹いっぱいになるまで食べる!
なんてお声も聞かせて頂けるようになりました。
今までは7割ほどしか召し上がりませんでしたが、現在はご自身で、全量召し上がっています。
その後もスタッフの見守りの中、食事量が増えてきました。
今はお元気にお話しされ、多くの笑顔も見えるようになりました。
食事の持つ本来の意味を取り戻されたのかと思います。
こんな事、本当にあるのです!
私達、ケアスタッフも驚いています!
T様、いつまでもお元気でお過ごし下さい!
私達、ケアスタッフは、日々の気づきから、入居者様のよりよい生活を提案し、実施いたします!
