排泄障害へのアプローチ
2021年3月1日
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
あっという間に3月になりました。
少しずつ暖かくなってきましたが、風が強い今日この頃です。
花粉も多く飛んでいるようで、花粉症の方には辛い季節がやってまいりました。
さて、今回はそんぽの家三鷹牟礼で行っている
排泄障害についてのアプローチを簡単ではありますが、ご紹介いたします。
高齢者の抱える問題のなかでも、多くの方がお困りになっているのが排泄障害です。
年をとったから仕方がないと諦めてしまう方もいらっしゃいますが、
排泄は1日に何度も行われる行為であり、とてもデリケートな問題です。
そのため排泄障害をきっかけに、日常生活や社会参加の機会が制限されてしまい、
そこから生活の悪循環が生まれてしまうことが少なくありません。
そういったことを防ぐために、そんぽの家三鷹牟礼では、多職種間で協力をしながら
排泄障害が少しでも改善できるような取り組みを行っています。
まずは、その方の排泄のご様子を記録させていただきます。
何時に排泄があって、どのくらいの量が出ているのか、水分は何時にどのくらい飲んだのか
ときにはこちらのキューブスキャンという膀胱内にある残尿量を測る機械を使いながら
どのくらい尿が残っているのか、どのくらい膀胱にためることができるのかなど情報を収集します。
それ以外にも、自宅の環境に問題はないのか、飲んでいるお薬が悪影響を与えている可能性はないか等
色々な角度から、情報収集していきます。
集めた情報を介護職員やケアマネジャー、看護師等多職種で話し合いながら精査し、
自宅環境の改善や、福祉用具のご提案、介護職員のトイレ介助時間の変更、
主治医と連携し尿失禁が改善するお薬を出していただいたり、泌尿器科の受診につなげていくといったことを行います。
最初にも申し上げた通り排泄障害はご本人様にとって、とても相談しづらい、
あまり関わってほしくない問題のひとつだと思います。
もちろん無理にこういったアプローチをさせていただくことはありません。
そういったなかでご本人様が少しでも日常生活を明るく過ごせたり、社会参加ができるように
私たちにできるお手伝いをさせていただきたいと考えております。
中央線 三鷹駅・吉祥寺駅にある三鷹市の「プライベートな時間を大切に」
介護付き(有料老人)ホーム
SOMPOケア そんぽの家三鷹牟礼
TEL:0422-70-0881
副ホーム長
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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