未来の介護への取り組み～品質向上取組時間
2022年11月17日
そんぽの家つきみ野では、
介護付きホームで提供させていただくことになっている介護サービス以外に、
ご利用者さまの為にこちらでやってさしあげたくても
なかなか時間を創出することが難しかったサービスを実践し、
ご利用者さまのQOLの向上を図ることを目的とする
『品質向上取組時間』を日々の業務の中に取り入れることを始めました。
イレギュラーで生じるこのようなサービスは現実的に、
ケアプランで決められた援助の中での位置づけはなかなか難しく、
ご利用者さまのご希望をかなえ、お一人お一人に合った
カスタムメイドケアを実現することの障害にもなっていました。
そこで、そんぽの家つきみ野では、以前ご紹介した様々なテクノロジーの導入や
日々の業務を精査することで、これらの課題を解決する為の時間として
『品質向上取組時間』を毎日80分ほど創出することに成功しました。
そのようにして創出された時間は、ご利用者さまが希望されている、
普段できなかった部分のお掃除、居室やお洋服の整理、毎日の口腔体操、
お一人での外出が困難な方のお散歩や
お茶を飲みながらお話を伺う時間などに充てられ、
とてもお喜びいただいています。
これからもさらに検討を重ねて、
ご利用者さまのご希望をひとつでも多くかなえ、
お一人お一人の思いに寄り添ったカスタムメイドケアの実現に向けて、
この時間を活用させていただきたいと思っています。
