認知症のお話 Ver.3
2021年10月31日
こんにちは。
ホーム長の廣川です。
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
認知症という言葉は現在では当たり前に聞く言葉になりました。
認知症についての理解や啓発活動も介護にたずさわる私の仕事の一つです。
認知症の診断はどのように行われるのかご存じでしょうか?
病院に行って検査をする・・・・・正解です
病院で血液検査、画像検査(脳の撮影)、問診(長谷川式やMMSEなど)などがあります。
認知症の診断までにいろいろな検査を行う理由としては
認知症の症状に似た病気ではないことをドクターが確認されるからです。
例えば慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症、うつ病やビタミン不足などなど
検査をしてみたら認知症のような症状があらわれた違う病気だったという事もあるからです。
認知症のような症状を起こす可能性のある病気をすべて除外していくため
除外診断とも呼ばれるようです。
認知症の症状は緩やかに進むことが多く
そのため私たち介護の現場では急に認知症の症状が出たり進んだ場合には
違う病気を疑い早めの病院受診をすることもあります。
