認知症のお話 Ver.1
2021年9月23日
こんにちは。
ホーム長の廣川です。
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
認知症という言葉は現在では当たり前に聞く言葉になりました。
認知症についての理解や啓発活動も介護にたずさわる私の仕事の一つです。
認知症の症状には大きく二つに分かれます。
一つは「中核症状」 もう一つは「周辺症状」です
中核症状は記憶障害であったり見当識障害(日時や場所がわからなくなる)などがあり
周辺症状には徘徊や暴言などがあります
よく誤解されるのですがこの周辺症状は認知症になったからと言って
すべての方に起こる症状ではありません。
また、周辺症状に対するアプローチでそれらが改善されることもあるのです。
個人的にですが「徘徊」という言葉が好きではありません。
なぜならその方は何らかの目的があり歩かれていることが多いからです。
例えば、実はトイレを探しているために歩き続ける方に対して
お部屋のトイレに「トイレ」と張り紙をしただけで歩き回ることが
止まった方もいらっしゃいました。
認知症の方の世界観を汲み取りそこにアプローチしていくことがプロの仕事だと思います。
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