認知症のお話 Ver.4
2021年11月10日
こんにちは。
ホーム長の廣川です。
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
認知症という言葉は現在では当たり前に聞く言葉になりました。
認知症についての理解や啓発活動も介護にたずさわる私の仕事の一つです。
「帰宅願望」は認知症の症状?
「家に帰ります」と荷物をまとめられた入居者さま
ホームに入居された後にこのように言われるご入居者さまもいらっしゃいます。
「帰宅願望」といわれますが大きく二つの原因があります。
①ホームへのご入居の説明や了承もなく入居された場合
②認知症の記憶障害によるもの
①はご入居を納得されていないのでやっぱり帰ります。という当たり前の行動です。
私たちも急に知らないところで生活しろと言われたら同じように行動するでしょう。
②は入居までに説明を受けその時に了承した記憶が保存することができず
急に知らないところにいるため「家に帰ります」という事になります。
私も管理者になりたての頃、認知症のご入居者さまに
「少しだけ泊まりに行きましょう」「検査を受けるためです」と
家族さまが困っているからという理由で入居していただいたこともありましたが
大きな大きな間違いでした。
嘘は一つつけば嘘をつき続けなければいけません。誰の為にもなりません。
ご入居されるのはご本人さまであって尊厳や自己決定を守るのも私たちの仕事です。
今ではご本人さまにご入居の了承いただくまでご自宅に何度もうかがうのが当たり前になりました。
最長では半年かかりましたが最後には
「あなた、よく家にくる顔だわね。わたしはあなたの所に引っ越しするんでしょ?」と
入居日にホームにいらっしゃると
「あら、あなた見たことあるわよ。よろしくね」
ホームに入居いただいた後に「帰宅願望」は一度も出ませんでした。
認知症の方でもしっかりとした説明を繰り返し行う事で
ご入居者さまの理解を得られたり不安を取り除くことができるのです。
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JR川崎駅 京急川崎駅より徒歩10分 川崎駅前の介護付き有料老人ホーム
SOMPOケア ラヴィーレ川崎 ~ご入居様に合わせた個別ケア~
TEL:044-542-6090 FAX:044-542-6091
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ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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