入居者様ご夫婦の話
2022年11月30日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
スタッフの中川です。
今回はここ最近で起きたほっこりとした話をしようと思います。
この施設にはご夫婦で入居されている方がいらっしゃって、その旦那様からあるお話を聞きました。
援助が一通り終わり「また来ますね」と僕の言葉の後に「だんだんね」と言われました。
最初聞いたときに頭が?になり、何を言っているんだろうと聞き間違いかなと思い聞き返してみると、その言葉は奥様の出身地の方言で「ありがとう」という意味だと教えて頂きました。
この言葉を奥様の前で言うと驚くと思うよと言われたので,早速奥様のお部屋に行き少しお話をして退室前に「だんだんね」と言ってみました。
そしたら驚いた表情をし、その後とても笑っておられました。
「出身地はどちら?」と聞かれましたがその奥様と僕の出身地は違くて,旦那様から教えていただいたんですよと事の経緯を話すと、とても嬉しそうにされておりました。
ご夫婦もそれぞれご出身は違うけど,方言などを熟知しあっていて仲がとてもいいなと思いました。
こういった事から入居者様それぞれの出身地の方言などでも,何か一つでも覚えておくと日常の会話や,援助の後の少しの会話で使うと喜ばれる方が多いのかなと思いました。
地元にいた時の思い出・記憶とかが頭に浮かんで嬉しいなと思う方も多くいらっしゃると思います。
それと同時に入居者様とのお話は色んな事を学べますし,まだまだ未熟な自分にとって成長できる場面だと思っています。
今後の援助やアクティビティなどその他の事でも入居者様とのコミュニケーションを大切にしていきたいです!
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