以前あった出来事の思い出してみました!!
2022年7月3日
いつもそんぽの家 調布多摩川のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
ホーム長の佐々でございます。
私がそんぽの家 調布多摩川のホーム長に着任して、丁度1年が経ちました。
いつも思う事なのですが、1年というのは本当にあっという間に経ってしまいますね(汗)
まだまだこの調布多摩川でやりたい事がたくさんあるので、もっと頑張っていきたいと
思っています!!
この1年を振り返ってみて、いろいろと思い出していたのですが、ふと、とある日の帰宅時に
あった出来事を思い出しましたので、お伝えしようと思います。
その日の勤務を終え、帰宅をしているとき、その日はバイクで帰っていたのですが、
環状八号線(環八)を走っていて、信号が赤になったので、信号で止まったところ、
横断歩道を渡っている高齢の男性が道の真ん中付近で「バタッ!!」っと前のめりになりながら転倒されて
しまいました。
私は「あっ!」と思いバイクを端に寄せようと動き出したところ、反対車線で信号待ちをしていたバイクの人が
一足先に助けに行っていました。
その人は転倒された高齢の方を背負って横断歩道を渡ろうとしていましたが、体重が少し重かったのか
なかなか前に進めずにいたので、私もすぐに駆け寄り、2人で歩道まで移動させました。
外傷など確認したところ、特に大きな怪我はしていないみたいで安心しました。
その時の時間は20:00くらいだったと思いますが、その高齢の方に「これからどこに行かれるのですか?」
と聞いてみたのですが、いまいち話がかみ合わない・・・
自宅の場所を聞いても「わからない」
「携帯を落とした。鍵もない、お金もない」と・・・
そんなやり取りをしていると、歩行者の方(サラリーマン風の方)がもう一人助っ人で来てくれて、3人で高齢の方のお話を聞くことになっていました。
落ち着いて話ができるように、少しずつ情報を引き出しながら、ようやく、自宅の場所が分かりました。
スマートフォンのマップ(ストリートビュー)で確認したところ、自宅のところに表札が出ていて、
それを高齢の方に見せたところ、「これこれ、個々が自宅だ」と。
今いる場所からそう遠くない場所で時間も時間なので、一旦自宅に帰った方が良いと提案
(このままだと道に迷ってしまったり、再度転倒の可能性がありそうだったため)
3人でタクシーを拾おうと決まりました。
ですが、タクシーを探している途中に土砂降りの雨に・・・・
どこか雨宿りできる場所はないか?と周囲を見ましたが、屋根がある建物がどこにもない(汗)
焦りながらタクシーを探していたら、ようやく1台のタクシーを拾う事ができました。
私ともう一人の若いお兄さんでタクシーの運転手に事情を説明して、お金はタクシーの運転手さんに直接渡して
高齢の方本人から住所を伝えてもらったところ、突然運転手さんが「やっぱり無理、乗せられない、降りろ」と
ものすごい横柄な態度を取りはじめ、私を含め、若いお兄さん、サラリーマン風の方3人であっけにとられて
しまいました。
高齢の方がタクシーから降りたところ、渡していたお金を窓から投げられ、そのままタクシーは走り去ってしまいました。
「え? え?」と思っていたら、若いお兄さんが「あの運転手最悪だ」と、とても憤っていました。
しかもそんなやり取りをしている中も雨がどんどん強くなってきました。
その場にいる4人ともずぶ濡れになりながら、「どうしようか・・・?」と悩んでいました。
まず、高齢の方の身分が確認できるものはないか確認しよう。となり、リュックの中を
確認させてもらったところ、リュックからウエストポーチが出てきて、その中に財布が入っていました。
財布には保険証と結構な高額のお金が入っていたので、高齢の方に「お金これだけもっていますよ?」と伝え
保険証にも名前が書いてあったので、本人という事が確認できました。
しかし、自宅に帰るにも歩きでは無理な距離(高齢の方の歩行状態で判断)
タクシーもすぐにつかまらない。助けに来た3人のうち2人はバイク、1人は徒歩。
こうなったら警察に頼ろうとなり、110番しました。
自転車ですぐに警官がきてくれて、本人に事情を聴いていたのですが、会話がかみ合わず、いまいち事情が
把握できていない様子だったので、若いお兄さんが警察の方に発見からの事情を説明。
事情を把握した警官が無線でパトカーを呼び、自宅に送り届けるとなったので、互いにお礼を言い合い、我々も帰宅する事になりました。
そんな出来事があったなぁ。と思い出していました。
これからの日本の人口で高齢者が増え、2040年には介護者が69万人不足する時代が来ると言われています。
休日などに街を歩いていたり、通勤途中など、普段から周囲にちょっとだけ目を向けて、何か困っている
高齢者の方がいたときには声をかけてみるなどの風習が広まったら、高齢の方を少しでも助ける事が
できるのではないか?と思う今日この頃です。
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