私たちのバイブル～HECTアプローチ～
2021年6月10日
私たちが認知症を患っているご入居者さまと接するとき、
場合によってはスタッフも困ってしまうような場面に遭遇するときがあります。
一般的に、認知症とは『認知能力の消失や社会的機能または行動の低下』という意味で使われます。
また認知症の症状を分けると、中核症状と周辺症状という2つに分けることができます。
中核症状とは理解力・判断力の低下、記憶障害、見当識障害、遂行機能障害や失語・失行・失認といった症状を指し、周辺症状とは一人歩き(徘徊)、不安、幻覚・幻聴、暴力・暴言、介護拒否、妄想、帰宅願望などの症状を指します。
HECTとは、Health(健康)・Environment(環境)・Communication(コミュニケーション)・Task(作業)の頭文字から出来ています。
このそれぞれの項目について情報を収集し、特に周辺症状の原因となっている可能性が高いことから特定して、PDCAサイクルに基づいた形でアプローチをしていきます。
例えば、あるご入居者さまがいつも不安な表情で落ち着きがなく過ごされていてます。でもそれは、体調不良であることを他の人たちに伝えたくても、認知症が原因で上手く伝えることができなかったとしたら・・・・
それは私たちが発見して、適切な医療処置を行うことができ、解決することができれば、そのご入居者さまの不安も大分解消することに繋げることができる。
写真にある本は、そんな考え方が沢山詰まった本です。
ご入居者さまにとって、安心・安全・健康に資する最高品質の介護サービスの提供に向け、私たちはこれからも成長し続けていきます。
♯内服薬の副作用や便秘が原因で不安なご入居者さまも
♯HECTアプローチに沿った研修
♯BPSDを解決 ♯BPSDを緩和
♯使い古したバイブル ♯新卒研修でも使用
♯コロナ禍でも見学できるホーム
♯大田区 ♯有料老人ホーム
介護付有料老人ホーム(介護付ホーム)
SOMPOケア
そんぽの家 東六郷
