介護プライド
2020年8月21日
「いま、この瞬間も。
24時間、現場で誰かを支えている。
介護プライド、SOMPOケア。」
副ホーム長の相原です。
先日、私たちの気持ちを本社より新聞広告を通し
皆様へお伝えさせていただきました。
コロナ禍により様々な不安がある中、
私たちは変わらずご入居者様の生活を支えさせていただいております。
介護はリモートワークでできる仕事ではございません。
単純な仕事でもございません。
人に寄り添うことは奥深いものであると思うのです。
それが私たちの仕事なのです。
先日、とある出来事がございました。
「私の書いた文章が新聞に載りました」
ご入居者様の息子様からの電話でした。
「母が語ってくれた戦争体験を書いたのですが、
母に見せてほしいのです」
私が対応しようと居室へお邪魔すると
その時の電話を聞いていた職員が先に居室におり
新聞を探してくれていました。
その後、3人で新聞を読みました。
そこには私たちの知らなかった
そのご入居者様が経験された
終戦前後の日本が書かれてありました。
大正、昭和、平成、そして令和。
激動の時代を駆け抜けてこられた、
平和な日本を作り上げてこられた方の
お世話を私たちはさせていただいているのです。
「尊い仕事なんだ」と再認識する出来事でした。
介護とはご自身で生活されることが難しい高齢者の方に対して
奥深く、多職種と連携し総合的にお手伝いをさせていただく
仕事だと思っております。
食べるのが難しいから食事介助をさせていただく。
歩くのが難しいから車椅子を押させていただく。
トイレに行くことが難しいから排泄介助をさせていただく。
そんな単純な仕事ではないのです。
その方の奥にまで寄り添い、答えたい。
介護とはこうあるべきだと思うのです。
弊社ではこの想いをこう呼んでおります。
「介護プライド」
私たちは今日も見えないところで、24時間、
ご入居者様に寄り添わせていただいております。
皆様に「SOMPOケアでよかった」と思っていただけるよう
使命を全うしていこうと思っております。
