介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア そんぽの家 三鷹中原ホームだより

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三鷹中原~介護日記~

2020年8月8日

介護付き(有料老人)ホーム SOMPOケア そんぽの家三鷹中原のホームだよりをご覧いただき、ありがとうございます。

今回の介護日記は、自社の理学療法士(PT)に3名の体の状態を見て頂きました。

1人目の方は、心臓の状態が良くないため、横になってお休み頂きたい方ですが、訪室すると、ベッドに座っていることが多く、横になるのがつらいのか、楽な姿勢がないか、見て頂きました。
確認いただくと、心臓の状態が悪いため、横になるより、座っている方が楽なのではないか、また、横を向いて寝ていただく方が楽なのではないかとのことでした。
対策として、楽に横を向けるように、枕の高さを上げて、抱き枕を試してみてはどうかとなりました。
また、マットレスの硬さが楽なものか確認も行うこととなりました。

2人目の方は、歩行器を使って歩行を行っておりますが、つま先が足にぶつかったり、膝折れが起きてしまうことが増えており、現在の援助方法でよいか確認をしていただきました。
確認いただくと、歩行時につま先が内側に向きやすく、反対側の足に引っかかりやすくなっているとのことでした。
また、腕に力が入りやすく、歩行器と体の距離が開いてきたときに、足が引っかかりやすくなっているとのことでした。
対策として、歩行時、右足の引っ掛かりが多いため、介助する時は、右後方に位置して、歩行器とご本人さまの距離が開いてきたときには、一度止まり、距離を縮めてから、歩行を再開することとなりました。
また、踵にパッドを入れると、歩行しやすくなるのではとのことで、ヒールパッドの使用を検討することとなりました。

3人目の方は、皮膚が弱くうっ血や痣が付きやすい方のため、移乗方法、ベッドに横になった際のポジショニングについて、相談いたしました。
確認いただくと、右ひざが伸びにくく、移乗の際に、ベッドの下や車椅子の支柱に足が接触しやすいとのことでした。
また、全体的に体が緊張しやすく、介助しようとすると、体が硬くなりやすく、ひざも曲がりやすいとのことでした。
右ひざに拘縮があり、立ち上がる際に、足が床につきにくいため、移乗を行う際は、二人介助及び、スライドボード※の使用が望ましいとのことでした。
対策としては、ベッド下や車椅子の支柱部分に保護材の設置、移乗方法について、二人介助で行うか、スライドボードを使用するか検討することとなりました。

ご入居者さまによりよい生活をしていただくため、専門職が力を合わせて、対応しております。
専門職の目線から見て頂くことで、私たちケアスタッフだけでは、思いつかなかった対策を実行することができます。
結果として、ご入居者さまの生活の質の改善に繋がります。
これからも、そんぽの家三鷹中原、一丸となってチームケアを行ってまいります。

P.S.
今回写真を撮り忘れたため、写真がございません…。
申し訳ございません。
次回取り組みを行った様子については、ぜひ写真入りでご紹介したいと思います。

※スライドボード…座った姿勢のまま、ベッドから車椅子などへ移動をできるようにするための道具。ボードにお尻を乗せて、そのままスライドさせることで、車椅子などへの移乗が容易にできる。

中央線 三鷹駅・吉祥寺駅にある三鷹市のアットホームな住まい
介護付き(有料老人)ホーム
SOMPOケア そんぽの家三鷹中原
TEL:0422-40-2121
ホーム長 中山 和之

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