子ども食堂(番外編)
2023年12月27日
ホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
ケアコンダクターの永澤です。
先日の子ども食堂終了後に、お子様の1人が率先して施設の仕事を手伝って下さいました。
言わば番外編として、その様子をご紹介致します。
この日はちょうどご利用者様の浴室用の椅子が届いたところでした。
組み立て前のバラバラのパーツに興味津々といったご様子だったので、副ホーム長の篠塚さんと協力して椅子を組み立てることになりました。
15分ほど時間を掛けて、見事完成したようです。
がたつきが無いようにするため、集中した表情で固くネジを閉めて下さいました。
完成後にはご自身で椅子に座り、安定感や高さの確認を念入りに行うなどされていました。
中々の職人気質なご様子。
オーバーオールを着ていらっしゃるので余計にそう見えてきました。
納得のいく仕上がりになったようなので、ご利用者様のお部屋までお届け。
思わぬ来訪者に、「あら作ってくれたの!」とご利用者様も嬉しそうな表情を浮かべていらっしゃいました。
きっと大切に使って下さると思います。
椅子の組み立て後には、事務所窓口でご利用者様の応対もして下さいました。
「あなたはまだ若いから分からないでしょうけど、この年になると悩みが多くて大変なのよ」などと予想以上に真剣なお話をされていましたが、「大変だね」「悩みって何があるの?」と優しく受け答えをされていました。
「こんなに小さいのに話せる子なのね」とご利用者様も感心しながら笑顔を浮かべていらっしゃり、少しは悩みを軽減することができたのではないかと思います。
子ども食堂にプラスして、今回も素晴らしい働きを見せて下さいました。
私もお子様の勤労意欲を見習って、今後も気を引き締めて業務に取り組んでいきたいと思います。
ケアコンダクター 永澤
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