初の試み
2021年3月10日
本日は今のご時世ならではのオンライン旅行に行きたいと思います。
企画して頂いた皆様ありがとうございます。
目的地は築地本願寺。
ご入居者様にオンライン旅行に行きますよとお伝えすると
「バスで行くの?」
「久しぶりの外ね、楽しみだわ」
「私の両親が本願寺の裏の方に住んでるの、会いに行けるかしら」
中にはコートをきて外に行く気満々のご入居者様まで。
本当に誠に大変遺憾ではありますが、室内なんです、えぇ。ごめんなさい。
食堂に集まった皆さま、少しばかり表情が暗く見えますが、きっと電気を消しているからでしょう。そうだと信じたいです。決して騙したわけではないんです。
築地本願寺の本堂はお寺にしては珍しい鉄筋コンクリート造なんです。
以前関東大震災の時に火災により焼失してしまい、次は火災にも地震にも強い鉄筋コンクリート造にしたそうです。
大理石が使われ、まるで宮殿のようです。
これ本当にお寺なんでしょうか?と疑いたくなりますね。
建物は古代インド様式をモチーフとしており、国の重要文化財にも指定されています。
本堂の中は靴で入ることができ、椅子に座って参拝ができるそうです。
また御本尊は立って祀られており、仏像などは座っているイメージだったため少し意外でした。
本堂の入り口付近にはとても大きなパイプオルガンがあり、今回特別に弾いていただきました。
とても迫力あり、素晴らしい音色にご入居者様もうっとり。
中には寝ているご入居者様もいらっしゃいました。断じて退屈とかではないです。最近流行のASMRですよね?
次に見せて頂いたのはお食事処'Tsumugi'
数ある料理の中でも一番人気なのが
「18品目の朝ご飯」
なぜ18品なのかというと、阿弥陀仏の18番目の願いに「本当に安心できる世界に、いのちあるものすべてを平等に生まれさせたい」という願いをしたそうです。
そのことがずば抜けて優れた願いであることから自分の得意なことを十八番(おはこ)といいますよね?語源はそこからきているそうです。
『ほとけさまといつもいっしょ 子どものための浄土真宗入門』(本願寺出版社)参考
今どきの人であればインスタ映えなんてちらほら聞こえてきそうですが、インスタ映えという言葉にはてなを浮かべるご入居者様たちでした。
最後に本堂を見渡せる屋外にでて締めの挨拶です。
ここで川柳のコーナーがあり、各事業所で下の句を考えるということをやりました。
「春うらら 風に揺れたる ほにゃららら」
板橋徳丸のご入居者様たちはとても感受性のある方々ばかりですので、きっと入賞間違いなしでしょう。
次々と下の句を詠んでいただき
必死に入力していきます。
あぁいっぱいありすぎて手が追い付かない。
本当は3つしか出ませんでした。ですが、力作ばかり!!
「春うらら 風に揺れたる 月見草」
「春うらら 風に揺れたる 春の香」
「春うらら 風に揺れたる さくらさく」
二句目は私が考えました。
これで豪華景品はいただきましたね。
結果発表!
見事に当選!!!!
しませんでした。
当選された方々おめでとうございます!!
こうして初のオンライン旅行は無事成功を収めました。
ちらほらとつまんなかったわねとの声が聞こえましたが、聞こえなかったことにしておきます。
きっと築地本願寺の御本尊様もそう願っていることでしょう。
次回は京都が舞台らしいです。楽しみです。桜とか見れるといいですね。
そんぽの家板橋徳丸も春になると並木に満開の桜が咲きとても綺麗です。ホームの見学はいつでも可能ですので桜を見にきたついでにどうですか?
https://www.sompocare.com/service/home/kaigo/H000237/message-detail/4399 (桜並木のホームだより)
介護スタッフ 馬場田智浩
東京都板橋区徳丸6-1-11
東武東上線「東武練馬駅」北口 徒歩15分
都営三田線「高島平駅」東口 徒歩15分
介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)
SOMPOケア そんぽの家 板橋徳丸
受付時間 9：00 〜18：00（年末年始を除く）
