4月の映画観賞会 ②
2024年4月15日
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4月の映画観賞会第2回目の開催です。
本日の映画は、『東京物語』小津安二郎監督作品です。
『晩春』(1949年)、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)で原節子が演じたヒロインはすべて「紀子」という名前であり、この3作品をまとめて「紀子三部作」と呼ぶことがある。昭和28年度文化庁芸術祭参加作品。
上京した年老いた両親とその家族たちの姿を通して、家族の絆、親と子、老いと死、人間の一生、それらを冷徹な視線で描いた作品で、戦前の小津作品。「ロー・ポジション」を多用し、カメラを固定して人物を撮る「小津調」と形容される独自の演出技法で、家族を丁寧に描いている。家族という共同体が年を経るとともにバラバラになっていく現実を、独特の落ち着いた雰囲気でつづられている作品です。
物語自体は、ゆっくり流れていくように進んでいく感じで、皆さん最後まで鑑賞されていました。
昔の映画は時代背景を考えると内容が難しかったり、投げかけているメッセージを汲み取ってみると内容が重かったり、色々感じることがありますが、そういう時代を生きたご利用者様の事を知るには良い時間なのかもしれませんね。
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