ACP（人生会議）
2020年6月6日
みなさんこんにちは!
そんぽの家大鳥居、副ホーム長の三ツ橋です!!
先日のホームだよりでケアマネージャーからACPのご紹介がありました。
今回はACPとは何?に、ついてお話ししたいと思います。
厚労省はACPのことを人生会議と呼んでいます。
つまりACPとはどのような人生にしたいのか、どのような生活を送りたいのかを
話し合う場です。
入居前のカンファレンスや入居後のサービス担当者会議では
老人ホームでどのように過ごしていきたいか、体調が悪くなった時に
どのような治療を望まれているかなどを話し合います。
この話し合いをすることで、ホームでできる範囲内のご本人様が望まれる生活のお手伝いができます。
また、体調が急変し、ご本人様で治療について答えられない時があります。
そのようなときには、保証人である家族様に治療についての決断をゆだねられます。
ACPの話し合いをしていれば、ご本人の気持ちを治療してくださる先生に伝えればよいのですが
話し合いをしていないと、ご本人の気持ちを予想して家族様が先生に伝えるか家族様の気持ちで
治療の方針が決まってしまいます。
緊急時は冷静な判断が難しいですから、落ち着いてから本当にあの判断でよかったのか、本人はどう思っていたのだろうか・・・
と、ご本人のお気持ちを聞いていないと家族様がつらい思いをすることもあります。
つまり、ACPの話し合いをするということは、ご本人様のためでもあり、
支える家族様、お手伝いをさせていただく介護スタッフ、医療関係者に
ご本人様の思いを共通認識し、より良いお手伝いができるようなるということになります。
私も含め、誰しもが人生は無限に続くわけではなく有限です。
ACPとはご高齢の方が対象というわけではありません。
みなさん、これを機に人生会議ACPを家族で話し合ってはいかがでしょうか。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
