介護職員に問う「介護とは」
2020年9月21日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
介護付有料老人ホーム SOMPOケア そんぽの家鴨宮 ホーム長の肥留間です。
今回のテーマは、介護職員に問う「介護とは」を掲載したいと思います。
回答は介護リーダーのK職員からいただきました。
「障害を持った人達が、世の中で生きていく為には、現在でも大きな困難を伴います。それは、小さな子どもの時から始まり、老年期にさしかかっても相変わらず続くものです。目をそらせば常に美しいものが見えるので、悲しいものを見る必要がなくなります。障害を持った高齢者は美しいわけではなく、醜く悲惨であることを余儀なくされます。高齢そのもので苦しい上に、障害を持った高齢者たちの苦悩を直視し、気持ちを実感しなければなりません(やってますか?100より抜粋)。私達は高齢者介護に関わっておりますが、「介護とは何か?」と考えてみました。介護の仕事はサービス業です。満足していただけるサービスを提供するには、どのような場合でも、高齢者の側に立って考えなければならないと思います。そして、何を望んでいるのか要望を知ることが大事です。この要望は、一般の人から聞く以上に耳を傾ける態度を必要とします。言葉で訴えることが出来なかったり、認知障害がある場合には、聞かれたことに対して答えることが出来ないかもしれません。だからこそ、コミュニケーションをたくさんとり、傾聴する努力をしなければならないと思います。そのような態度で接することに加えて、ただ要望を聞くのではなく、必要とされたり、関心を持つなどの気持ちを大切に育て、高齢者が何かのグループの一員で、社会的な役割も依然としてある事を実感しながら生活していただきたいです。それは毎日、お名前を呼びし挨拶をすることから始まるかもしれません。そのような関りを続けながら、高齢者に新たな要望を期待し、絶えず向上を目指す気持ちがある事を信じていきたいと思います。また、私達にとっての普通の生活が、高齢者にとって身体的、精神的な苦痛などにより阻害されることも多くあります。自身で考えてみても、歯が痛ければ歯科受診をします。頭痛があれば、何だかやる気も起きません。そういった苦痛を排除したうえで、その方がそれまでしてきた生活の継続や新たな要望、生きがいを持ちながらお過ごしいただくことが介護をする上で最も大切であり、小さな力かもしれませんが最大限の援助で支えていくのが私達の役割だと考えております。結果的に「介護とは、これだ!」というのがお伝え出来たかわかりませんが、何か伝わっていたら嬉しく思います」。
ご清聴ありがとうございました。
そんぽの家鴨宮を、引き続きよろしくお願い申し上げます。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
その他のサービスについて閉じる