食事は最高のアクティビティ
2020年4月21日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
介護付有料老人ホーム SOMPOケア そんぽの家鴨宮 ホーム長の肥留間です。
新型コロナウィルスに関連した肺炎の感染は現在も終息することなく、全国都道府県において緊急事態宣言が発令されるに至りました。高齢者の感染時の重症化や全国的な感染の拡大は現在も続いていることから、改めまして緊急事態宣言の発令期間においては、入居者様とご家族様にご面会を原則お控えいただきますようお願いするとともに、不要不急の外出も自粛いただきますようお願いしているところでございます。
ホームの職員は出勤前の検温、手洗い・うがい等の弊社感染症予防対策の徹底を継続するとともに、食事を2交代制にして換気を細目にすることで、3密を避ける対応をしています。外部アクティビティも原則中止とさせていただいており入居者様にはストレスの高い生活となっておりますが、私たちは以前より取り組んできた入居者様との外気浴に加えて、改めて食事の時間を大切にしたケアを心がけています。
食事は生きるために不可欠なことであると同時に、人間にとっての大きな楽しみのひとつです。また、アクティビティとして考えても最も大切なものだといえます。楽しく、美味しく食事をすることができれば、日常生活における生きがいや楽しみにもなります。入居者様が安全に美味しく必要な摂取量を食べて、心身ともに健康に過ごせる介護をするために、私たちスタッフは入居者様と一緒に食事をさせていただいております。一緒に食事をすることで入居者様の状態を観察したり、嗜好や嚥下の様子を把握したり、連帯感を持っていただくだけでなく、スタッフの介助のスピードがゆっくりとなり、よい状態で食事をとることができます。感染症対策で食事を2交代制にしましたが、アクティビテイ全般が制約を受ける中で、少しでも毎日の食事の時間を充実させて入居者様の生活に彩りを添えることができますよう、職員一同協働し努めて参ります。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
