夜中に光るもの
2021年8月23日
こんにちは、スタッフの奥村です。
昔の話になるのですが、夜勤中ふと涼みにウッドデッキに出ると、ガザっ、ガザっと音がすることがありました。
人の足音ではない、霊的なものでもない、野性的な音でした。
当施設の正面は以前は駐車場になっており、そこを横切っている様子でした。
音がする方に目を凝らすと、二つの光る目がこちらを凝視していました。
案外近かったので驚き、急いで中に入りました。
それ以来何度か物音を耳にするすることがあり、今度はじっと我慢していると音の主の正体を見ることが出来ました。
調べたところ、ハクビシンという動物でした。
可愛らしいのですが、畑の野菜などを荒らすので駆除対象になっているみたいです。
以前住んでいた住宅街でもタヌキを見たことがありました。
畑の多い狛江市ですがここ数年で畑があった土地に新築の家が建っているのをよく見かけます。
そしていつの間にか、駐車場だった正面の土地にも建物が建ち、それ以来ハクビシンは見なくなりました。
そんな時、いつも「平成狸合戦ぽんぽこ」を思い出し、少し切ない気分になります。
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