生活リハビリ強化中
2024年4月12日
今日もホームだよりをご覧いただき、ありがとうございます。
「有料老人ホームにお住まいの入居者様は、福祉用具が利用できない」
なんて間違った認識を持ったまま施設の見学に来られる方がいます。
当然、福祉用具を借りることは出来ます。ただし、福祉用具をレンタルするために掛かる費用に介護保険が適用できない為、自費でレンタルする事になるのです。介護保険が使用できれば、月に数百円で済むところを、月に数千円掛かってしまいます。
そんな費用負担をしてまで借りるのですから、当然しっかり使いこなして頂きたいじゃないですか。
今日はそんな方のお話です。
酷い腰痛のため、足にしびれも出てしまい歩行がままならない方がいらっしゃいます。
何とか室内はご自分でトイレに行き、洗面所に行き…と動いてくださっていますが、食堂まで歩く事は出来ず、居室配膳にてご飯を召し上がり、動くとすれば室内のみ。そんな生活を2カ月弱されています。
当然筋力が低下して、いよいよもって自力歩行が厳しくなってしまいますし、致し方ないとはいえ、悪循環にどっぷりハマってしまっています。
打破する目的、ご本人の「出来る事は自分でやりたい」という気持ちに答える意味でも、歩行器の提案を行いました。
福祉用具専門相談員に選定して頂き、いざ歩行練習です。
練習と言っても、初めて使用する物を一人で勝手に使ってみる事も出来ません。使い方、姿勢、体重のかけ方等、正しく使わなければせっかくの福祉用具も意味のない物になってしまいます。
そこで、ホーム看護師が一歩一歩、正しく歩く方法を説明しながら、付き添いを行いました。
廊下を歩くのも久しぶり。長距離歩くのも久しぶり。
久しぶりばかりの運動だったため、どれくらいの残存機能が残されているのか、福祉用具を使用して安定した歩行が出来るのか…と、他の職員も様子観察をしています。
幸い、福祉用具を利用する事で、腰痛の負担は少し軽減され、歩くことは出来そうです。とはいえ、筋力が落ちているので耐久力が低く、少し歩いただけでも足がガクガクしていらっしゃいます。
まずは、1日1回、食堂まで自力で歩く事から始めて、筋力を戻す生活に切り替えていく事が決定しました。
こうして複数の職員で、入居者様の「今の状態」を観察・考察し、その方に合った生活プラン、ケアプランを検討、提案しています。
「生活の場である施設生活とはいえ、機能回復、状態向上を目指すことは出来る」という事例としてご紹介させて頂きました。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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