そんぽの家仙台岩切 定期便 一期一会 ～出会いに感謝～
2020年2月8日
そんぽの家仙台岩切 定期便 3月号
一期一会 ～出会いに感謝～
今月も皆さまから頂戴いたしました、ご意見・ご要望やそんぽの家仙台岩切からのご報告を行わせて頂きます。サービスの質向上と、よりよい生活の実現の為、努力してまいりますので、ご指導ご鞭撻を頂戴できますよう、何卒よろしくお願いいたします。
1.お客様より頂戴したご意見・御要望について
①「給食の野菜がクタクタになっているメニューが多く、おいしそうに見えない」(ご入居様より)
ご要望頂戴し、誠にありがとうございます。給食会社にいただいたご要望を伝えました。今回頂戴したご要望に対し、食事内容をよりよいものにできるよう対応を進めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
②「家族が泊まりに来るので、食事を部屋で食べたい」(ご入居者様より)
ご要望頂戴し、誠にありがとうございます。ご家族様の宿泊に合わせ、お食事について、お部屋への配膳を行わせていただきました。ご家族様と一緒に過ごせる大切な時間ですので、居室配膳など、できる限りの配慮を行わせていただきたいと考えております。これからもよろしくお願いいたします。
2.今月の職員紹介
職員紹介、第2回目となる今月は、熊谷生活相談員をご紹介いたします。
2011年6月1日より、仙台岩切でお客様の生活のお手伝いに携わっております。
事故の予防や認知症ケアの実践、車いすの調整などから、お客様の生活のお手伝いをさせていただいております。
特に車いすは、お客様の生活に大きな影響を与えるため、できるかぎりお客様のお体に合った車いすをご紹介させていただいております。
これからもご入居者様、ご家族様に安心してお過ごしいただけるよう、お手伝いを行ってまいります。これからも何卒宜しくお願い致します。
3.今月の職員研修についてご報告
今月は事業所全職員を対象として、「虐待防止・身体拘束、アンガーマネジメント」をテーマに研修を実施したします。高齢者虐待防止関連法を含む、虐待防止に関する研修、身体拘束の排除の為の取り組みに関する研修を目的としています。
また、「移動移乗・体位交換」、「入浴」、「食事」、「排泄」、「口腔ケア・整容」、「生活援助」、「自立支援」、「高齢者介護で実践すべき基本的考え方」、「疾患・障害に配慮したコミュニケーション」、「ケアマネジメント・介護過程」、「状態把握・観察」、「カンファレンス」、「チームケア」という様々なテーマから、職員1人1人の選択に基づき、研修を受講してまいります。
日々の実践と研修から、介護サービスの質向上に取り組んでまいります。
そんぽの家仙台岩切ケアの取組 「QOLの向上から幻覚症状を改善する」
入居者様の生活をお手伝いさせていただくにあたって、「Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)」という考え方を大切にしています。私たちの援助を見直し、入居者様の生活の質を高めることで、多くのお客様の喜びに繋がっていくと考えています。入居者様の中で、幻覚症状に苦しんでおられるお客様もいらっしゃいます。私たちの援助を見直し、入居者様の生活の質を高めることで、幻覚症状を改善できるのではないかと考えております。入居者様の生活の質を高めることで、幻覚症状を改善することを目的とし、継続して援助の見直しを行ってまいります。
今月は、
① わかりやすい方法でコミュニケーションを行えているか
② 本人様が理解できる、または、本人様がご自身を表現できるレベルに合わせたコミュニケーションを行えているか
③ 共同生活が本人様にとって不愉快な付き合いを強制するものになっていないか
④ 本人様には多すぎる、あるいは少なすぎる選択肢が与えられていないか
について検討を行ないました。
具体的には、
① ゆっくり話す、短い文章で話す、本人様が理解しやすい単語や言葉を使うなど、わかりやすいコミュニケーションを心掛けました。
② 本人様のペースに合わせて会話を行うことを再度徹底いたしました。また、言葉以外の表情など、非言語的なコミュニケーションに注意を払うことを心掛けました。
③ 施設サービスを利用することを納得されていないお客様がいらっしゃることを理解し、そのお気持ちに沿ってお手伝いを行っていくことを再度徹底しました。
④ 本人様の生活において、様々な選択肢を増やすべきなのか、もしくは選択肢を減らして精神的負担を減らすべきなのかについて検討いたしました。
これからも援助の見直しを行い、入居者様に安心して、気持ちよく過ごしてもらえるよう、取組を継続してまいります。
何卒宜しくお願い致します。
