そんぽの家仙台岩切 定期便 一期一会 ～出会いに感謝～
2020年1月8日
そんぽの家仙台岩切 定期便 2月号
一期一会 ～出会いに感謝～
今月も皆さまから頂戴いたしました、ご意見・ご要望やそんぽの家仙台岩切からのご報告を行わせて頂きます。サービスの質向上と、よりよい生活の実現の為、努力してまいりますので、ご指導ご鞭撻を頂戴できますよう、何卒よろしくお願いいたします。
1.お客様より頂戴したご意見・御要望について
①「おやつがいつもゼリーばかりで、たまには果物を食べたい」(ご入居様より)
ご要望頂戴し、誠にありがとうございます。給食会社にいただいたご要望を伝えました。今回頂戴したご要望に対し、食事内容をよりよいものにできるよう対応を進めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
②「朝食時、パンを食べたい」(ご入居者様より)
ご要望頂戴し、誠にありがとうございます。パンはご飯よりも飲み込むことが難しいため、お客様の食べ物を飲み込む力によっては、ご要望にお応えするのが難しくなってしまうこともございます。誤嚥性肺炎にもつながってしまうため、食事形態についてはしっかりと検討したうえで、ご相談させていただいておりました。今回は、お客様ご自身の飲み込む力に問題なかったため、パンの提供を行わせていただきました。お食事の楽しみと、健康の維持と、どちらも両立できるよう援助を行ってまいります。これからもよろしくお願いいたします。
2.今月の職員紹介
今月から、そんぽの家仙台岩切職員紹介を行ってまいります。
第1回目となる今月は、小山真弥ホーム長をご紹介いたします。
皆様、いつも大変お世話になっております。ホーム長の小山真弥と申します。
お陰様を持ちまして、昨年6月に着任させて頂いてから早半年が経過致しました。これも何より皆様からの様々なご厚情があったからこそだと私自身思っております。これからも、ご入居の皆様にご満足頂けるコミュニティを目指し、スタッフ共々精進していきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。 小山真弥
好きな事)ドライブ(温泉巡り)、子供と遊ぶこと、B‘zのライブに行く事
気になる事)カルロス・ゴーン、宇宙開発、運転迷惑行為、戦国時代、介護保険の行方
3.今月の職員研修についてご報告
今月は事業所全職員を対象として、「医療行為と終末期ケア」をテーマに研修を実施したします。ターミナルケアと医療に関する教育、研修を目的としています。
また、「移動移乗・体位交換」、「入浴」、「食事」、「排泄」、「口腔ケア・整容」、「生活援助」、「自立支援」、「高齢者介護で実践すべき基本的考え方」、「疾患・障害に配慮したコミュニケーション」、「ケアマネジメント・介護過程」、「状態把握・観察」、「カンファレンス」、「チームケア」という様々なテーマから、職員1人1人の選択に基づき、研修を受講してまいります。
日々の実践と研修から、介護サービスの質向上に取り組んでまいります。
3.そんぽの家仙台岩切ケアの取組 「QOLの向上から幻覚症状を改善する」
入居者様の生活をお手伝いさせていただくにあたって、「Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)」という考え方を大切にしています。私たちの援助を見直し、入居者様の生活の質を高めることで、多くのお客様の喜びに繋がっていくと考えています。入居者様の中で、幻覚症状に苦しんでおられるお客様もいらっしゃいます。私たちの援助を見直し、入居者様の生活の質を高めることで、幻覚症状を改善できるのではないかと考えております。入居者様の生活の質を高めることで、幻覚症状を改善することを目的とし、継続して援助の見直しを行ってまいります。
今月は、
① 言葉の後ろにある感情について、本人様が発する言葉以外の伝達手段で感じ取ることができているか
② 本人様にとっての現実を受容することができているか
③ 言語的、あるいは非言語的なコミュニケーションによって本人様が穏やかにくつろげるアプローチができているか
④ コミュニケーションを行っているときに、気を散らすようなものを最小にしているか
について検討を行ないました。
具体的には、
① 会話中の言葉の流れや、トーンに耳を澄ましてコミュニケーションを図りました。また、会話の中で非言語的なコミュニケーションを促せるよう配慮をしました。
② 本人様にとっての現実を重視する。常に敬意を払い、真摯な態度で接することを再度徹底しました。
③ コミュニケーション時の態度に気をつけ、非言語的なコミュニケーションを活用しました。
④ 静かな場所でコミュニケーションをとるようにしました。
これからも援助の見直しを行い、入居者様に安心して、気持ちよく過ごしてもらえるよう、取組を継続してまいります。
何卒宜しくお願い致します。
