東京都の医療体制の現実
2021年1月12日
先日、救急搬送の対応をさせて頂いた際のお話しです。
ご入居して頂いている方が救急搬送の対応となりました。
往診クリニックと連携を行い、ご家族様にご連絡をさせて頂いた後、いつものように119番に電話を行い救急隊の方に対応を依頼させて頂きました。
テレビのニュースでは連日、「医療体制の逼迫」についての報道がありましたので、ある程度受け入れ先を探すのが大変かもしれないとは想像しておりました。
症状や状態を共有させて頂いた後に、救急隊の方から受け入れ先の病院への電話連絡が始まりました。
最初に5軒の中核病院へ電話を行って頂きましたが、どこも受け入れ困難な状態の為、東京ルールに伴い、当日の当番病院に電話をして頂きました。
当番病院でもやはり受け入れ困難との事、当番病院のコーディネーターも一緒に探すという事になり、そこからまた探し始めます。
この時点で1時間30分程度経過していました。
ここから世田谷区の周辺区の病院に電話をしていき、10軒目の病院で受け入れをして頂ける事になりました。
時間にして2時間程度、大田区にある病院まで30分程度で到着致しました。
発熱症状がない状態でも、これほど受け入れ先病院を探す事が困難な状態であったので、発熱があり、さらに入院加療が必要な状態の症状であれば、更に受け入れ先を探す事は困難だったのではないかと実感しました。
救急隊の方は、朝からずっとこのように対応をされており、また受け入れの判断をしなければいけない病院も大変だろうと容易に想像がつきました。
ただ、やはり一刻を争うような状態の場合、「果たしてどうなるのだろうか?」という疑問は消えませんでした。
往診クリニックの医師と話した際に、4時間位受け入れ先病院が見つからない事があるとの事。
やはり現実はそれほど逼迫しているのだと思いました。
このような状況下ですが、ホームと医療の連携は必要不可欠であるので、「じゃあ、どのような対応を事前にするべきなのか」を往診クリニックと相談しながら、対応を共有しておくべきなのだと学びました。
引き続き、そんぽの家成城南を宜しくお願い致します。
介護付きホーム
SOMPOケア そんぽの家成城南
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
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