土用の丑の日って、何回もあるのって知ってました？
2020年7月21日
毎年、夏の時期になるとスーパーやコンビニやいたるところで
美味しそうな鰻蒲焼きやうな重が売り出され、「土用の丑の日」の のぼり を見かけますよね。
夏バテ解消のために鰻を食べる習慣がありますが、この風習、実は江戸時代に始まったものだそうです。
平賀源内さんが「夏に売り上げが落ちる」と鰻屋から相談を受けて
「本日丑の日、土用の丑の日鰻の日、食すれば夏負けすることなし」という看板を立てたら
大繁盛したことで他の鰻屋も真似するようになったとか・・・
誰かが「今年の土用の丑の日は2回あるよね!」の一言を耳にして・・・
例のごとく、何でも知りたがりの私は早速調べてみましたぁ!!
(実は子供の頃は「土用」を「土曜」と勘違いしていました)
実は「土用」も「丑の日」も暦の上で定められているので
あらかじめ決まっているんですね。
「土用」とは暦の上で「立春・立夏・立秋・立冬」のそれぞれ直前の
18日間の事を指すそうです。
土用は春夏秋冬と年に4回ありますが、一般的に夏の土用(立秋の直前)のうち
十二支が丑の日を「土用の丑の日」と呼んでいます。
干支の「丑年」が12年周期で回ってくるのと同様、「丑の日」も12日ごとにあります・・・
というわけで、2020年の「土用の丑の日」は1月23日、4月16日、4月28日、
7月21日、8月2日、10月25日、11月6日とあり・・
夏に土用の丑の日が2回あります。
「7月21日(一の丑)」と「8月2日(二の丑)」と呼びます。
1年に何回が土用の丑の日が訪れますが、土用の丑の日といえば夏のイメージで広まっています。
「土用の丑の日」がどんな日か? 「季節の変わり目」のことなんですよね。
余談ですが
「丑(うし)の日」の「う」ですよね。ウナギ以外にも「う」のつく食べ物が良いといわれています。
例えば、うどん・ウリ・梅干し・馬肉・牛肉など・・
いずれも栄養価が高い、食欲がなくても食べやすい食材ばかり。
食べて元気をつけよう!! というのは、時代に関係なく共通のようですね。
今年の夏はウナギを食べてコロナなんて吹っ飛ばして、乗り切りましょう!
