排尿の取り組み
2023年12月2日
そんぽの家茶屋が坂では排泄に悩んでいる方へ
個別で取り組みを行っています。
今回は尿失禁の原因を「キューブスキャン」という機械を使って
膀胱内を調査し、尿量把握シートに記録しています。
キューブスキャンは排尿後に膀胱付近へあてて
膀胱内の残尿量が計測できます。
この機械を使うと膀胱で尿が貯められるのか、尿がしっかり
出し切れているかが分かります。
そして尿量把握シートでは毎時間排尿の有無を記載して
どの時間帯に排尿や失禁が多いのか調査します。
排尿が飲水量や薬剤、排便の影響はあるか。
排尿時の尿勢、本人様の様子など詳細に調べます。
初めてキューブスキャンを使用した職員も多かったですが
職員で構成される「排泄班」を中心に取り組み前の勉強会を
行い、排尿対策の知識を深めました。
また、往診医と連携をとり失禁が疾患や薬剤の影響はないか、
現在の健康状態で排尿の取り組みができるのか確認しました。
医師の意見と本人様の体調を考慮して調査は1日のみとさせていただきました。
職員も悪戦苦闘しながらも、有意義な調査ができました。
今回得られたデータをもとに、医療機関受診や援助スケジュールを
作成し本人様の排泄のお悩みが解消できるようにいたします。
