感染症勉強会
2023年10月11日
今年も看護職員さんが感染症勉強会を開催してくれました。
新型コロナウイルスやインフルエンザがまだまだ流行しています。
当施設でもご入居者様、職員の感染がありました。
幸いクラスター化はせず、現在は穏やかな日々が続いております。
感染症が発症したときに慌てずしっかり対応ができるように、知識と技術を皆で定期的に学び直しています。
今回は、嘔吐発生時の対応を看護職員さんが実演。
事前に、物品の場所やご入居者様への対応方法を確認します。
嘔吐物に見立てたゼリーをばしゃっ!
意外と遠くまで飛ぶことに皆びっくり。
実際にやってみると学びがありますね。
ガウンや手袋の装着方法を確認。
上の写真では、手を伸ばした時ガウンと手袋の間に隙間ができて手首が露出してしまいました。
感染症対策としては、下の写真のように肌の露出がないのが正解!
1枚目の手袋を装着した後で、ガウンの袖口に親指を通してから2枚目の手袋を装着することで露出を防ぐことができます。
実際にガウンを着て手を伸ばさないとわからない盲点でした。
職員の準備が整ったら、
嘔吐物をペーパータオルで覆い、消毒液に浸したおしぼりで覆います。
拭き方や、汚物の処理方法など、皆真剣にメモを取りながら聞いていました。
実演後も、質問や、自分が感染症になった時の経験など、身になる話がたくさん共有できました。
感染予防の三本柱は
①感染経路の遮断
②感染源の排除
③健康管理
といわれています。
今回は「①感染経路の遮断」の中で大切な「持ち込まない・拡げない・持ち出さない」の「拡げない」に重点をおいた勉強会となりました。
ご来訪者様におかれましても、引き続き「持ち込まない」ための手洗い・うがい・体調確認へのご協力の程、よろしくお願いいたします。
職員も引き続き体調管理や感染対策を心掛けてまいります。
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